建設常任委員会の但馬丹波地区管内調査2日目。
豊岡市日高町。
天気予報通りの大雪…。
昨夕はこう↓だったのに
今日も現地調査の予定が多いが、現地の所管部局と調整した結果、バスで新雪の道路に入ることは危険で工事現場へ向かうのは困難と判断。現地での調査ではなく、土木事務所で説明を受けることに変更。
新温泉土木事務所の管内概要等について説明を受ける
予算の大枠について
新温泉町と香美町の人口減少についてこのグラフ以上に肌感覚で実感するという。
建設業界の高齢化について
新温泉町土木事務所で現地調査の代わりに説明を受ける。
まず国道178号浜坂道路Ⅱ期の道路改築について
同Ⅱ期工事内で開通した新温泉町釜屋の新釜屋トンネルについて
1日に日中2回、深夜に2回の計4回爆破させてトンネルを掘り進む工事を行ったという。爆破を伴わないシールド工法等は柔らかい地盤に向くが、固い岩盤ではこうした爆破が必要になるとのこと。
私からは下記リンクの和歌山県の事例をあげ、途中の施工段階での県の検査がどのようなものなのか質問。当該事務所では下記のようなことは考えられないとの話であった。
その後、昨年8月の台風7号により豪雨、床上浸水等の大きな被害が出た香美町間室、矢田川の災害復旧について
これだけ水が出て人的被害がなかった理由について確認。床上浸水は60センチ程度であり、垂直避難(2階等階上への避難)が行われたからという。とはいえ、床上浸水で何が起こるか。家電製品や畳やカーペットなどは全て廃棄になってしまう。大きな被害だ。
そして会場会議室の額が目に入る
坪川信三建設大臣(第二次佐藤栄作内閣、1967年 昭和 42年〜)の書のようだ。
終了後、豊岡方面へ。
途中、前方のトラック等がスタック※で立ち往生して進まなくなっていました。
※スタックとは、雪やぬかるみにタイヤがはまって、前にも後ろにも進まなくなる現象のこと。
地元のT県議の案内で引き返して迂回路を進む。現地の宅配便の車も立ち往生しているのが見える。我々の乗っている中型バスはスタッドレスタイヤだが、スタック状態にならない。運転手さんに尋ねるとバスは重いから雪をよく噛むという。なるほど。他にも現地の車が何台も立ち往生しているのをみて、今回の雪がかなりのものであることがわかる。
四輪駆動の軽トラに乗っている現地の人も多いそうだ。二輪駆動の後輪駆動が最も雪道に弱いという説もあるか諸説あるようだ。
まず現地調査を予定していた豊岡市気比気比川の津波対策について
その後、(主)豊岡竹野線の城崎大橋架替事業(城崎町楽々浦~湯島)について
その後、ここ豊岡総合庁舎の地下貯留施設について。
その後、豊岡・新温泉・養父土木事務所の所管事務調査。大雪雪対応優先のため欠席者多し(当然のこと)。
台風7号災害の被害の伝達等の状況について確認。
その後、能登半島地震に多くの県関係者が支援に回っているが、県警察も大規模な支援体制を組むとの連絡も。
建設常任委員会の管内調査は今回が最後となるそうだ。1年間同じ委員会にいると議員はもとより事務局や当局担当者とも話す機会が多かったと感じる。一つの区切り。