神戸の県庁。議会運営委員会を受けて会派の議員団総会。

議会の同意人事案件のうち選挙管理委員会の委員や補充員で自民と維新会派が自らの議席配分の枠で弁護士や大学教授、県外郭団体の理事長を推薦している。

選挙は候補者として一度や二度戦ったくらいでも、先の江東区長のように動画で選挙運動をしたとか、ルールを知らずに選挙後辞職。普通の方から考えればよくわからない世界。法律に書いてある条文でも実務がわからず専門の本を読んでもわからない。摩訶不思議な世界の話。 選挙や実務に詳しい方々を推薦したということなのだろう。

実際は、選挙管理委員は、選挙において当選の判定をする立場、政治的な立場であることから特定の陣営に有利不利にならないように各会派の推薦で人選してきた歴史がある。

選挙の際に各候補者が推薦する開票立会人をだして一票一票の開票の公平性を担保するのと同じ。公平性を主張するのは、自らに不利な判定に物申すことと同義。だから陣営が推薦する。

その上の選挙管理委員は推薦が会派という個人より党派性を帯びた人事。外部の民間の方がそれをうけるというのは日本もアメリカのように立場を旗幟鮮明にしても大丈夫という世界になってくるのか。立場よってはリスクがあると思うがよく受けられたと思う。報酬も日当制になると言われている。

国会の有識者参考人とは全く意味合いが異なる、政治的な特別職。という点で今回の人事には驚いた。

私なりの意見は以前書いたことがあるが、この場では、当選枠すらもたない会派が何を言っても詮無きこと。これも有権者による選挙結果の反映。
※個人情報に当たる部分は割愛

その後、本会議。議案の採決。討論の後、可決。議員提案の期末手当の人事委員会勧告に合わせた増額についての反対討論もあった。ある議員は、質問や討論を聞いて、そもそも議場の中に民間の第一線で通用するような、議員報酬額に見合った能力のある議員が何人いるのかと吐き捨て、定数を半分にすべきだと言っていた…。請願審査なども。閉会。

その後、緊急案件対応のためにすぐに県庁をあとにする。

その後、夜にテレビを見ていると下記リンクの方の話が取り上げられている。過去に委員会の質問割当時間が余ったから「般若心経」を唱えていた御仁。疑惑の問いに記者を頭悪いというのは見ていたが、なかなか。生まれは私の父母よりも遥かに早い。


 


小選挙区と比例代表を行ったりきたりしているが、それでも当選7回。こうした振る舞いを見ていて思うが大臣になっていない。それでも連続7回当選させる有権者とは何なのかということだ。しかもまだ出る予定とか…。

昼食時間なし。