先日、東京都の江東区長の公職選挙法違反容疑に関与した責任をとる形で岸田内閣の法務副大臣であった柿沢未途代議士が副大臣を辞任した。以降、下記のような報道が出ている。

 

 

 

>私がこの事件に注目していた理由は~

と先日当日記で書いた。東京都の特別区長とはいえ単純な公職選挙法違反では国内最強の捜査機関が血道をあげた成果とはならない。ある意味で拡がるのは予想通り。なるほどである。引き続き今後に要注目。検察庁や特に特捜部には大きな仕事をしてもらいたい。

 

北条の中播磨県民センター。地域の解決すべき案件であって、明らかに地域の方の言われることのほうが全体の利益になる案件がある。なのに私が中に入って調整してきたが結果がでなかった。その調整結果については、私が説明しても納得できないということで直接話してもらう。以前から存じ上げている方だがいつも柔和な感じの方で、今日はいつもと違って鬼気迫る姿勢。初めてこうした姿を見た。将来の国家国民のため、将来世代のため、地域のために自分が何ができるかという姿勢。普段から真面目にされているからこそ極めて思いが強い。まるで昔の政治家のようであった。本来こうした姿勢は最後は政治が受け止めるべきもの。今日はそうしたやりとり。久々に痺れた。過去の放置のつけをとうするか。

 

その後、神戸の県庁。会派の議員団総会。選挙管理委員のあり方について話があったので驚いて意見させてもらう。上で記した、江東区長が辞職した理由は、選挙運動期間中にアップした動画が無料ではなく有料だったから。報道によると区長本人のクレジットカードで支払ったと。それが違法と知っていたなら少なくとも区長本人名義のクレジットカードで支払うことはないだろう。こうしたルールを過去に国会議員になっていた政治家本人が知らないのである。この方だけではない。選挙に出た経験のある人でもこうした制度について知っている人がどれほどいるだろうか(それがいいかどうかは別の話)。

 

公職選挙法を詳しく知っている人なんて三十年とか選挙に関わっている政党の職員や地方警察の捜査二課でずっと選挙に関わっている人くらいで国民の中にほとんどいない。国の総務省選挙部でも地方の選管の人でも、本や資料を読み返してそれらしいことをあとから言う人はみたことがあるが、公選法をそらんじている人に会ったことはない。私もこの世界に長くいるし選挙を所管する部局にいたこともあるが、疑問があってすぐ答えられるほど詳しいのは政党職員時代の先輩たった一人しか知らない。

 

政治家になっているからといって選挙制度に詳しい人は多くなく、まだましということである。公職選挙法を理解するのは簡単ではない。その上で、選挙に関わりもしてこなかった人が選挙管理委員になって、なってから制度を勉強するのか。選管委員は選挙運動に関わってはいけないといった程度を教えてもらうだけだろう。少しくらい自分たち選挙経験者のほうが制度に詳しく選挙管理委員に適任であるくらい胸を張って言うべき。本当に情けない。

 

その後、議員応接室。県教育委事務局から「第4期ひょうご教育創造プラン」について説明を受ける。他の議員から発言。


その後、第二回企業庁経営評価委員会が開催されたという(配布資料は下記リンクから)。第一回の議事要旨(速報版)が資料冒頭につけてあるので拝見すると、まとめすぎ、かつ答弁内容が全く不明で正式な議事録といえるものではないが、この会計の課題についてわかっている方が委員の中におられるということだけはわかった。第一回でこうした発言ができるというのはきちんと事前に理解した上で出席されているということ。少し安堵。

 

いずれにしろもう少しきちんとした議事録をつくらないと駄目だろう。700億円といった金額の議論をする委員会。発言も答弁もかなり責任が重い。議事録はしっかりしたものが必要なことはいうまでもない。

 

 

その後、姫路に戻る。大阪から来客。団体の役員交代があるということで新旧役員が来られたので意見交換。私のつまらない話を聞いて下さったり、色んな話をすることができた。感謝。


今日はこの他、先輩方から様々な課題について意見交換など。私が知りたいのは今の県政の課題、しかも根本的ものは何かということ。


昼食は神戸市兵庫区のみそラーメンさつき。みそラーメンに餃子とライスのAセット。秀逸。私のような限られたラーメン歴だがこちらのみそラーメンは群を抜いている。前回来たときは臨時休業だったし、過去にもお休みの期間もあった。今日はあいていて良かった。もう少し頻度を上げて来たい。