県議会建設常任委員会の管内調査(淡路・東播磨・北播磨)に出発。


①南あわじ市松帆西路の(二) 三原川流域浸水対策事業 孫太川排水機場






②南あわじ市福良甲の福良港津波防災ステーション。福良港津波対策事業、福良港湾口防波堤







③洲本市塩屋の淡路県民局にて(洲本土木事務所の所管事務調査




社会増があるが、高齢化率はかなり高く、自然減は止められない。

人が相当減ってきていることを置いて、県としては淡路島に相当な投資をしてきたはずだが、県道の改良率等も低い。あげてもトンネル効果なら意味がない。発想の転換が必要では。


④淡路市佐野新島の県企業庁が造成した佐野運動公園都市公園事業、第1野球場改修





この現場にいる議員はもちろん、職員も含めてこの佐野運動公園の造成費用が長期未払金になったまま放置されてきたことを知っている人はここには何十人がいるのに私を除けば一人しかいない感じがする。それでいいのか。良いはずがない。説明も全くないので私から付言しておく。


(15行目)(誤)公社が払ってくれないお金
(正)企業庁が払ってくれないお金






 5行目 (誤)未払の100億円が公社に入ると
 → (正)未払の100億円が企業庁に入ると


とっくに供用開始をして今や老朽化し改修段階の話にもなっているのに、一般会計は支払を行わず放置してきた。企業庁が一般会計に対して不満を持っているのもよくわかる。

2日後の11月2日、企業庁は下記のような資料を初めて公表した。事実であった。

額が1億円が違うのは長期から短期に振り替えられているから。

しかし、新たな合意でも、今から15年後の令和20年度即ち2038年度になっても80億円の長期未収金が企業庁に残ることになっている。2年前の決算審査でも指摘した「下請けいじめ」という側面のほか、当初起債時から判断すれば地方債の最長30年というルールを無視する超長期の分割払いで、将来世代へのつけ回しにほかならない。

企業庁経営評価委員※の方はこんな話を全て承知して委員会に臨んでおられるだろう。いつまでこんな繰り延べをするつもりなのだろうか。

※当初、企業庁経営評価委員を公社等運営評価委員と誤って表記しておりました。公社等〜は近年下記HPを見る限り活動記録がなく大変失礼致しました。
 


私が説明したあと、ある議員が私のところにきて、一般会計の債務負担行為に入れないために企業庁に持たせたんでしょうと解説してくれたが…。お金がなかったから起債できた企業庁にやらせたというのはそうなのだろう。当初から利益を考慮した造成でないのにやらせておいて今なお支払いをせずに分割でお茶を濁す。信じられない。

⑤淡路市志筑~中田の(主) 志筑郡家線交通安全施設等整備事業 歩道整備




通学路になる立派な歩道が完成している。この北側歩道の完成で南側をつくるかどうかは一度立ち止まるべきではないか。他の委員とそんな話をした。


⑥(主) 福良江井岩屋線 淡路島西浦 (西海岸) 沿道の状況確認




⑦淡路市の企業庁出資企業「淡路夢舞台」(グランドニッコー淡路)



コロナ禍の債務超過から復帰したことを了として、いくつか確認質問。


以上の調査を行いました。1日でこれだけ多くの調査箇所を回ったことはないかも…。