県公館。のじぎくの灯りが気品があって良い。私はこれまでの本会議場よりも、むしろこちらの方がいいとさえ思っている。その理由はここ県公舘が国会議事堂とよく似ているから。懐かしい感じがしてならない。
決算議案の討論、採決。可決。何人気づいたかわからないがあることに気付いた。とはいえ、人間誰しもあること。不問。
9月定例議会はこれにて閉会。ここで全て終わったというわけではなく、本質的な焦点の部分を3点残している。しかも簡単ではない。まだ先は長そうだ…。
その後、播磨臨海地域道路網促進期成議員連盟総会。
来月から播磨臨海地域道路(第二神明~広畑)の都市計画に係る住民説明会を開催する。
ということで、説明会に先立ち、播磨臨海地域道路のルートや本線の構造等について、説明がある。
播磨臨海地域道路のルート等について
https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks09/documents/toshikeikakusoann.pdf
少しずつ進んできているが、この具体的な都市計画図面をみると、簡単にすぐできると言うようなものではないと改めてわかる。
その後、兵庫県議会 政調懇話会・政策法務研修合同研修。
「政策実現のための条例立案のプロセスとポイントについて」津軽石 昭彦 (つがるいし あきひこ) 関東学院大学法学部教授の講演。
地方議員のあり方も時代に合わせて変わって来ています。埼玉県議会における議員提案条例のような事例もあり、その議会の能力やそれを支える事務局の体制なども考えないといけないと先日書きました。
同じ立法機能を有すると言っても、国会と地方議会の審査体制は天と地ほどの差があります(政令市議・県議出身の国会議員が去年私と同じ会に出席したときこの話をされました。気づくのは地方議員→国会議員になった人くらいで、逆はおらず、知っても振り返るだけです)。
埼玉のように穴が大きな条例でも地方議会は素通り可決してしまうんですね。
また、それをチェックする報道機関も地方ではその存在感が薄れつつあります。埼玉県でも委員会は素通り、全国報道がないと本会議でも成立していたでしょうね。
とんがった地方の議員提案条例には注意が必要ですというのが、私の意見というか結論です。
その後、議会閉会を受けて、様々な人と意見交換など。
その後、施策やガバナンスについて、この世界が長く実務に詳しい先輩方から色々教えて頂く。それぞれの場所で流儀がある。それを知らないと話にならない。
私が19歳のときに四ッ谷に連れて行かれて怒られながら一つの知識を得た。流儀というほどのものではないが以降、今でもずっと、あのとき指導してもらったことを実践している。一度刻んだことは忘れてはいけない。
その後、9月議会を振り返って少し一人で考える。決算委員会のさなか考えた、私は県民の皆さんから必要とされているかどうか。
昼食は県庁3号館近くの洋食フェリーチェカルネでビーフカツ。豚かつの方が好みだが、形の上では閉会日なので趣向を変えてビフカツにしてみる。