早朝、神戸の県庁。保安室で手続きして控室の鍵を開ける。議員登庁ランプも誰もついていない。



昔、20代の頃の国会勤務時代、国会の公務員である院の職員も含めて一番乗りをしたことがかなりある。それは会派の用務、新聞の切り抜きまとめを誰よりも先につくらないといけなかったから。


参議院本会議は衆議院の午後1時と違って、午前10時が定刻。それに先立つ国会対策委員会は9時過ぎに行われるので、7時には出勤して控室の鍵を開け、新聞の切り抜きを作ってまとめて国対に資料として出す。それが若手の私の仕事だった。


最初は先輩に手取り足取り教えてもらって、大丈夫だと認めてもらってから1人で行うようになった。先輩と言っても当時も既に大先輩だが、その大先輩から新聞記事の切り抜きの基本をはじめ、新聞の読み方、マスコミとの付き合い方まで教えてもらった。


もう20年以上も前のことだが、朝一番に来て自分で鍵をあけると国会の控室の鍵を開けた記憶が蘇る。冬なら真っ暗だ。新中野から地下鉄丸の内線の国会議事堂前駅につくまでの地下鉄の電車内でまず読むのは、新中野駅近くのコンビニで買う日経新聞。日経新聞に国会関係の記事がでることはまずないが、出たら落とすわけにはいかない。いまは見られない光景、新聞を四つ折りにして出勤していた。



その後、控室に県中堅幹部が来訪。意見交換。書いていないが結構多くの県関係者と対面に関わらず意見交換している。多様な見方があって興味深い。


その後、決算特別委員会。土木部、その後、まちづくり部の決算審査。私は現在、建設常任委員であるので、この部局審査は他の委員が担当する。


昼食は時間がかなり少なく県庁3号館近くの麺花ゆうしょうで、とり天ぶっかけ(冷)。久方振り。美味。