飾磨区の姫路市教育会館。ゆたかな教育の創造をめざす中西播地域会議総会。教員の多忙化・成り手不足対策をはじめ日本の教育の置かれた状況について議論するための会議。昨年に続いての開催である。





今回は教員や学校事務職員に加えて保護者の代表であるPTA関係者や企業で働く方らを交えて、自身の通学していたころの思い出や、現在の宿題のあり方、教員の多忙化対策などの議題が出され、熱心にディスカッションが行われた。

また傍聴に来られていた教員OBOGから、昔と違う教育現場の状況等についても話があった。私の場合、自分の子どもはいるにしてもほぼ関与していないので、教育環境のことは他の保護者や議会や教育委員会等の公式的な話ばかりになっている。現場で働いている方々の具体的な生の声を聞けたというのは大きい。



それはそうと岸田内閣の内閣改造が行われたが、文部科学大臣に就任した盛山大臣が下記リンクのような発言をしたそうだ。


質問するのは文部科学省を担当している記者。専門外の議員よりこの分野に詳しいだろう。また本当に速効性のある名案はないであろう難問ではある。とはいえ正直にこう言うのもなかなか珍しい…。

私は、常々、教員が目指される職業でなければならないと思っている。近年の教員をめぐる報道は多忙化や志望者不足、部活動の外部化など、目指す人のモチベーションが上がる話は全くないといってもいいほどだ。

これらに加えてモンスターペアレント対応といった、昔はほとんどなかったような案件に巻き込まれると、ただでさえ一人で30人といった児童生徒を担当して多忙なのに、大混乱に陥る。そうした話を、強いと認識していた人から前月泣きながら教えてもらっただけに、庶務の引き受け手を増やしたり、多忙化対策を改善できる予算措置、人員確保など、できることから取り組まなければならないと思う。教育は国の要諦。教員の成り手不足は絶対に駄目だ。

その後、飾磨区在住の知人Nさんの古稀のお祝い会に出席。他の方面の人間関係があるそうで、ここで詳しく紹介できないが、若い時分からの武勇伝とか近日中に孫が生まれる話など様々な話を聞かせてもらつた。

還暦、古稀、喜寿、傘寿、米寿、卒寿、白寿…。改めて切りのお祝いの年の由来などについて確認。話の引き出しにもあったほうがいい話だが、覚えていたつもりが、ところどころ忘れて、ネットで調べないと思い出せない…。情けない。

父は倒れて元気に還暦を迎えることもできなかった。私などもっと不摂生。Nさんは元気で素晴らしい!!

散会後、少し一人の時間…。

昼食は国道312号のまこと屋でラーメン、ネギトッピング。