贈賄側が先に逮捕される(途中から贈賄を認めたとされる)一方、自身の議員会館の事務所にも家宅捜索といった強制捜査があり、逮捕は時間の問題と言われていた秋本真利衆議院議員(48)が東京地検特捜部に逮捕された(強制捜査のあと自民党を離党)。
再生可能エネルギー関連といえば太陽光でも別の案件の公判が始まっている。
いずれも東京地検特捜部の立件したもの。推定無罪の原則は当然だが、純粋な気持ちで地球環境のために化石燃料に代わるクリーンエネルギーを推進しようとしていたのかとか疑問にうつるような話や金額の話ばかり。
固定価格買い取り制度をはじめとする再生エネルギーの導入を財政面で負担しているのは通常の電気料金への賦課金といった利用者負担者。誰もが意見をいう権利がある。
また、今日は国会だけでなく、地方議員にも様々な報道があった。スーパークレイジー君の逮捕報道にも驚いた。特攻服を着て出馬した東京都知事選、その後居住実態がなく当選無効となった埼玉県戸田市議選、そのあと、郷里の宮崎市議会に今春立候補して2位当選していたそうだ…。
更に最近驚いていたのは、鳥取県の平井知事と同姓同名の名前の人が、縁のない鳥取県で県議選に出て当選し、下記のように詐欺の容疑で逮捕起訴されたこと。
2010年に起こした詐欺罪で服役していたことも選挙時には隠していなかったという。知事と同姓同名でなければ当選していなかったはず。それっていいのか…。
結果的にこの方はほとんど仕事をせずに8月末で辞めてしまったという。補欠検挙も行われず有権者の声も届かない。
鳥取県議会の現職の議員が逮捕起訴され辞職したのは県政史上初めて。こうしたこれまで混乱のなかった地域にも旧来のモラルを超える人がやってきてぱっと出で当選してしまう。名前だけでなく、政党名とかも一緒。政党の候補者選別機能についても低下の一途。内部からも…だ。
これは誰の責任になるのか。本人は無論のこと、当選させた人、つまり名前を書いた人は単に知らなかったということでいいのだろうか。面白おかしくするために書いたのか、知事の名前と間違って書いたのかどうか知らないが、当選から数ヶ月でこうした騒ぎを起こす人はそれでいいのだろうか。現行のルール上も今後もこうした投票行為に事後に関与することはできない。これからもできない。
面白おかしく投票する人の比率が増えているのか減っているのか。いまそういう状況が少しづつ確実に進んでいる、少なくとも私はそう認識している。
低投票率の中でもそうした人の比率が増えるとどうなるだろうか。
『悪貨は良貨を駆逐する』ということわざがある。悪貨も良貨も一見見た目や価値は同じ、それを維持するためのコスト(給与)も同じ。中身は違うのに…。
こうした中ではこうした評価基準が嫌いな人は立候補しない。確実に良くない方向に進んでいる。良貨を駆逐するというのは、良貨の候補はでなくなるということだ。
その後、市内船場校区の東雲町交差点付近の陳情があり、現場対応。写真を撮っていると怪しい人だと思われて睨まれる(泣)…。
現場の状況等を含めて詳細に調査。陳情が実現したとして、逆にトレードオフになる関係者があるとも判断。そうした可能性のある方にもヒアリング。
※トレードオフとは、一つの事象のトレード(取引)において両立できないマイナス関係の影響がある、また、二律背反のような関係があるという意味。上記の写真は直接関係ないが、十字の交差点で青信号の時間を長くしてほしいという陳情があったとして実現すると、逆に時間が短くなる立場の人もいるということ。
その後も近隣の鮮魚店や酒販店、洋服屋さんなど船場や城西地区の地域の話を交差点改良の話も含めながら色々させてもらった。
今日はジャニーズ事務所の性加害問題についての会見もあり、注目していたが、移動もしていたので細切れにしかわからなかった。また改めて記したい。