県立姫路南高校に程近い交差点の安全確保について相談が寄せられる。少し前に自転車に乗っていた小学生がこの付近で車にはねられる事故があったという。見通しの悪さも事故の一因ではないかとの話だった。

この横断歩道は歩行者溜まりがほとんどなく、現在の基準では新設されないような形状。すぐ近くに学校のコンクリート壁があり、確かに見通しも悪い。地元自治会や声を届けてくれたY姫路市議の話を聞きながら、対応を検討してほしい旨を所管部局にお願いする。同じような事故が起こらないようにしなければならない。


神戸の県庁。会派役員に代わって控室当番を担当。そういえば我々議員が県庁に登庁しているかどうかはランプを見ればわかるようになっている。

私はアポなし訪問は歓迎。その代わりに私自身もアポなし訪問をする(笑)。亡くなられた播磨のある代議士が「政治家は約束なしでどこにでも行っていい職業だ」と言っておられたが、私もこの説に賛成。アポを取らなければならないほどの話は別にしても、多くの人と接するにはハズレがあってもなんでも気軽に接したほうがプラスだ。

今日も何人かの方が来られたので懇談。ある人が来られたのだが、先日も会ったが、わたし的には言いたいことがあっても言わなかった。今日は私がいることがわかっていて来られたので私から少し本音を話す。

色々話したが結論的には並行線で変わらない。しかし、県職員の4割出勤、それに合わせたサイズの県庁舎を考えるとかについて私が強い違和感を持っているとわかっていて話に来られている。考え方が違っても人の話を聞こうとする人ということだろう。こうした姿勢の人を周りの人は悪く言わない。

意見を集めようとするなら、自らと違う意見や批判的な話が出たとしても、敢えて寛容に接しないと次が続かない。似たような成語が前漢の古典に残っている。

「死馬且買之。況生者乎」(『戦国策』燕策・燕昭王收破燕後即位 )
死馬すら且(か)つ之を買う。況(いわ)んや生ける馬をや。

『戦国策』は漫画キングダムの時代の話。即ち2200年も前の話。有名な『漁夫の利』という成語の出典もこれだ。

キングダムといえば先日なぜか子どもたちが振り返って初回から見ていた。子どもたちは夏休みだが、そろそろ宿題云々の話が出てくる頃かと思ったら、今はその締切は早いらしい。しかも、昔と違って、朝ごはんをつくるとか、料理をすることもあるらしい。

焼飯ならば私の父が作っていたやり方を教えてやろう!と言っても人参と玉ねぎを入れるというだけのオーソドックスなものだが…。

人参の皮むき

玉ねぎのみじん切り


カットが少し大きめなのでよく火を通して

 木べらの持ち方

 ウインナーやネギも加えて

まだ鍋は振れませんが出来上がり!
私の厳しい?指導に涙していましたが(事実)、出来栄えはまあまあ。

夕刻、姫路に戻り、県政懇談会。今期はこれまであまり縁がなかった方々ともこちらから胸襟を開いて意見交換したいと考えている。今日は財政、医政、農政とまさに多様な職種のダイバーシティのような感じ。こうした会は一度にとどめず、いずれこうした先人や若手の智慧を借りたい。感謝。