朝、テレビの報道番組などをはしご。大阪万博のパビリオン建設の遅れが最近報道されている。ネットでも見たが、新聞各紙の報道がまとめられていると思ったら文春プチ鹿島氏のコラムだった。
最後に署名・クレジットが出るのだが、やはりこの人だったかと気づく。軽い感じの風刺コラムニストといった感じである。事務方として出向している人も知っているがこの間の運営組織の事務的な対応、ある種のずれをみているとなかなか大変そうだ。
一般向けのアンケートによると今回の大阪万博への国民の関心はあまり高まっていない。一方、行政側にいるとかなり話題にのぼる。
前回の大阪万博は1970年なのでまだ私は生まれていなかったが、18年前の2005年の愛知県で行われた愛・地球博には行ったことがある。楽しかった記憶がある。今回はどうなるだろうか。
と書いていると、下記リンクのように万博に飼い犬の同伴もOKという方針案が出されて驚いた。万博に犬連れ…。うちも犬を飼っているが万博に連れて行こうとは思わない…。
話は変わるが、私、今を遡ること30年前の19歳のときに姫路を離れて東京に進学した。仕送りに加えて奨学金を借りながら学生生活を送ることになったが、アルバイトもしていない段階では生活は当然楽ではなく、カップラーメンだけを夕飯に食べることも結構あった。
今でも当時の下宿先最寄り駅の京王線の駅前のローソンで買った日清どん兵衛天そばに赤く染まるくらいに沢山一味唐辛子をかけて食べたことを覚えている。
しびれるくらい辛くすると食事の量が少なくても沢山食べた感覚になり満腹になる(苦笑)。高校時代までは唐辛子をかけることすらほとんどしなかったのに…。
その後に通い始めた奥田事務所の秘書の大先輩が味噌汁にまで七味唐辛子を沢山かけて食べてまして驚きました。辛さというのはどんどんエスカレートするようだ。中ぶたを外してかけるくらいの勢いで凄かった。女子高生がダイエットの意味も込めてマイ七味を持ち歩くというブームもそのころあった(笑)。
なぜか私の辛いもの好きも少しずつ加速し、国産で最も辛いとも言われる黄色の「黄金一味」を見つけて買ったり、八幡屋磯五郎の中でも「バードアイ」という特に辛い品種など一般的な一味唐辛子とは少し離れた商品にまで手を出すようになった。
それ以降は本格的な激辛ブームも起こって、「ハバネロ」「キャロライナ・リーパー」「ブート・ジョロキア」「トリニダード・スコーピオン」…。スコビル値という辛さの単位の高い唐辛子のことを知るたびに取り寄せたり(やはり辛さのより強いものを求めるようになるんですね)。
立ち寄った但馬地方の道の駅「村岡ファームガーデン」で村おこしの一環で育てられ販売されていた上記のような外国品種の激辛唐辛子をいくつも買ったりしたこともある。
常にかばんにいくつも入れて持ち歩いていた(ときに自分だけではなく周囲の方にも味見をしてもらってましたね。辛さで涙が出た方もおられました)。
いつだったか5年ほど前にある程度極めたのと、その他諸々の事情で激辛路線をやめ控えていた。それが、先日あるお店(鮮魚店)でなぜか「一味とうがらし」が店内で販売されているのをみつけて、店主の奥さんから「これ美味しいよ」と伺って購入。
県内のたつの市の右田農園さんの一味でした。コクのある強い辛味。色も鮮やか。右田さんのインスタを見る限りでは「鷹の爪」という日本のオーソドックスな品種で無農薬の手作りのものだということです。
かばんに入れて持ち歩くのは辛味がすぐに落ちてしまうので駄目ですが、自宅では冷蔵庫に入れなくても色も辛さもキープされてその存在感はなかなかです(もちろん冷蔵庫に入れるとより辛味は保たれます)。美味しい一味唐辛子にめぐりあいました!