神戸の県庁。建設常任委員会の閉会中審査。まず土木部から諸報告として天神川氾濫に伴う災害生活再建資金貸付制度の創設について説明がある。既に貸付も発生している。

 

その後、まちづくり部都市政策課の所管事務調査。まず鉄道駅舎のバリアフリー化施策に関連して、ホームからの転落防止柵について、その整備の優先順位やJR姫路駅への導入について質問。視覚障害者の方らがホームから転落し亡くなられるという極めて不幸な例が発生している。こうした対策は早期に実施しなければならない。

 

もう一点は、県民まちなみ緑化事業について。県土全体の緑の涵養の話と歳入の地域偏在とをごっちゃにして話す議論を聞いたことがあるが間違っている。歳入の地域偏在を言い始めたら広域行政のあり方そのものを問わなければならなくなる。都民ファースト的な論理構成は無用な対立を生む。緑の観点で多自然地域が大切にされることはある意味で当然だろう。立場によって考えは異なるだろうが、少なくとも県の人間はそうした考えに寄って立つ思考を持っておく必要があると思う。

 

 いずれも資料は以下リンクから

 

 

 

午後からこの間もらっていた案件に着手。まずは県庁の書類等のゴミ出しに時間がかかりすぎるという内部課題。はじめ聞いたときはなんのことかよくわからなかったが複数から聞いてわかった。書類等のデータ化に伴うものということでいつまでも続く話ではないようだが困りごとを聞いたうえはその声を届ける。
 
その後、一度新たにゆっくり話してみたかった人物を訪ね懇談。
 
その後、依頼のあった慎重に対処すべき懸案事項の最深部に着手。先週来、周辺のヒアリングも進めるなどかなり慎重に対処してきた。今日の話を踏まえて私なりの結論をまとめなければならない。
 
夕刻、会派外の議員が控室に来られる。地方議会の場合、会派が存在するかどうかは自治体の大きさによって違う。都道府県議会の場合、会派はあり、選挙も大選挙区でもないので全員が選挙のライバルではない。期数の多い先輩が新人に教えるということが成立しやすい。
 
夜、県政懇談会。世情について意見交換。私の子どもでもおかしくない25歳も下の新卒世代から、民間からの転職組、同期ペアや私のひと世代上のベテランまで世代は少し違うかもしれないが、何かのご縁を探して設営。こうした会の真の感想は知るべくもないが、少なくとも私自身が楽しく学ばせてもらえたのでそれだけでありがたい。
 
空の青さや県交館の木々の緑が濃くなっている。梅雨明けも近そうだ。
 
 
昼食は元町のすし勢総本店の日替り握り。何十年もいつも行列のコスパよし有名店。今日は午前の予定が早く終わったので何年か振りに行ってみた。