神戸の県庁。控室で福祉部高齢政策課のT課長からヒアリング。

その後、健康福祉常任委員会。まず通常より1時間前から特定テーマ研究についての質疑。同じく高齢政策課の所管分。

その後、年間計画に基づくこども政策課の所管事務調査。

委員会資料



少子化が進み、人口減少が想定以上に進んでいることは明らか。何とか人口減少を緩やかにしようと兵庫県では合計特殊出生率の目標を1.4程度においている。上記資料のデータをみれば、上昇のみられる明石市のような自治体もあるが限定的で県全体としては減少している。

一方、自治体ごとにデータの傾向等を見るにしても出生数そのものが少ない自治体があるためデータそのものの変動幅が大きなところがある。猪名川町や上郡町などの変化幅は一見ミスを疑うような値だ。

我々が子どもの頃に比べれば、子育てに対する公の支援はかなり増えた。それでも大変だという声が多い。今後人口問題が今より疎かになることはないだろう。将来不安に対する安心感の醸成も大切では。人口問題は着手が遅くなればなるほど効果が逓減する。そういえば、現世利益優先の施策と人口減少の関係を考えたことがあるが、出生率減少は東アジア全体で共通する課題。あまり関係がないようだ。

働く女性が増えているから緩やかだが労働力も減少していく。そんな中で経済成長を希求するのだから労働効率や単価を上げるしかないが残念ながら逆になっている。何かをあげていかないと外国人に頼るだけではいけない。

委員会終了後、同僚議員と意見交換など。

その後、姫路へ戻り、関係各所を訪問して処理すべき案件に着手。その後、自宅、事務所を経由して姫路駅前。遠方から来姫の方々から諸情勢について尋ねられる。また意見交換など。

その後、野田元総理による安倍総理の追悼演説の模様をネットで見る。国葬儀をめぐる世論の分断のような状況や追悼演説の人選も国対方針がずれていて混乱してきたが、今回の演説で落ち着くのではないかと思う。大変素晴らしい追悼演説だった。

昼食は県庁近くの穂俵で山かけうどん。