東京五輪のスポンサー選定をめぐる疑惑が再逮捕となった第2案件から、第3、第4といったところへの捜査も報道されるなど更なる拡がりをみせている。五輪スポンサーになった企業の社員の中にはうちは大丈夫なのかといった声が社内で流れているという声も届く…。意外な企業だったので驚いた。それはないでしょう…。


報道されているような金銭のやり取りは通常の商行為として行われているものなのかとか経験がないので分からない。


近年、現職の農林水産大臣が関わった汚職事件も立件されたが、なんか桁が違うような感じ。推定無罪の原則があることは当然として、報じられていることが事実としたらコンサルタントという名目でオリンピックを食い物にしたと言われるだろう。


最近選挙コンサルタントというような人たちがダイレクトメールやFAXを送ってくることが増えた。選挙はボランティアが基本なのに、コンサルタントというだけで候補者や陣営からお金をとっていいような感じに映るが法律上どうなのか。こうしたことは昔もあったが表の世界の話はではなく裏の話だった。実際個別の選挙に関与し報酬を受け取るのでボランティアではなかろう。運動員にお金を払うことさえ基本的には運動員買収と言われる犯罪(払えるのは例外規定)なのに、コンサルタントにお金を払うことは合法なのか、よくわからない。



神戸。重要な要件。その後、県庁へ。控室でSさんと四方山話。その後、行政棟にO会計管理者を訪ね、9月議会で審議予定の2021年度県決算について意見交換。前議会事務局長でもあり、それ以外にも色々話す。


その後、団体の政治研修会で、滋賀県議、大阪府議の方に続いてオンライン活動報告。その後、リアル懇談会で質疑応答など。様々な質問が出たがなんとか答える。


その後、事務所。その後、再度外出。飾磨方面。団体の研修会。私の前に民間の金融関係の方が社員の福利厚生制度や金融商品への投資について話していたので興味深く聞かせてもらった。つられて地方議員の実際の処遇等について冒頭話す。地方議員は特別職、非常勤の地方公務員。他に常勤職を持っていれば別だが、なければ福利厚生等は基本的にない。私の場合は他の職はないので、頂いている報酬で全て賄うことになる。


非常勤で義務時間勤務でもないため法令に基づく健康診断の実施対象ですらないのは私も議員になって初めて知った(そのため任意の人間ドック等の健康診断を受けるしかないので雇用主の負担では半額補助の制度が県議会にはある)。


基礎年金制度での位置づけは経営者や自営業の方と同じで第1号被保険者。第2号被保険者のサラリーマンや常勤の公務員などと違って、扶養配偶者の保険料負担の免除はなく、二人分納める必要がある。これを知っている人はいなかった。


地方議員年金は民主党政権で廃止され、退職金は当初から制度もない。健康保険は健保組合や協会けんぽのような雇用主負担はなく職業別の国保組合もない。加入する国保の職業区分の中でも給与所得者なので所得捕捉率は高く、負担はかなり高い。


今でも成り手が減っているのに待遇等がよくなる話はないので、余計成り手がいなくなるというジレンマを抱えているが、嫌ならやめればいいということだろう。みな覚悟をもってやっている。


とはいえ、この世界に転身する人が減っているのは間違いない。近年転職に反対する家族、特に配偶者が増えた。出したい人が断れば、それ以外の出たい人が出てくる。それが全体のプラスなのか。まさにジレンマだ。国民の理解を得るには、全体の公費負担を減らす必要がある。全体としての負担を減らした範囲で議員の質をあげるしかない。結論は昔から一切変わらない。定数削減をしてトータルコストを下げないといけないということだ。


その後、懇親会。その後、山電飾磨駅から姫路。

飾磨駅。


その後、知人らが五月雨式に集まってきて懇談。遅くまで。色んな思いや考えがある。意識を高くもち、低質な話をこなして頑張らないといけない。せっかくこの世界にいる。頑張ろう!


昼食時間なし。