こどもの日。今年だけではないが、旅行などにも行ってないので、何か一つくらいはこどもの日らしいことをしてあげたいと考え、映画に行くことにする。何を見たいかと聞いたら『名探偵コナン』という。たまに子どもたちがテレビで見ているのを隣で見るが、大人顔負けの鋭い推理などがあるので私が行っても楽しめるだろう。
ということで3人で播但線で姫路。
テラッソ姫路
「ポップコーン買っていい?」。「もちろん」。「でか」「これでもSサイズ」。また、ポップコーンに抹茶シェイクという凄い組合せ(苦笑)。
映画館でポップコーンというのは食べるときに音がしないから始まったのかと思っていたらそれはあとからの話で、アメリカで面白くない映画のスクリーンに投げつけるのに適していたから始まったとHPなどでは解説されている。へえ〜。
予想通り、大人の私でも楽しめました。今の映画館はネットでの事前予約が一般的になっているのか、チケット売場がごった返すなどということもなく、入場時刻くらいに少し人がたくさん集まるといった感じでした。昔の夏休みなどの映画館のアニメ上映といえば子どもたちで一杯といったイメージでしたが、絶対的な人数が減少していることも少しは影響しているのでしょう。
こどもの日といえば、毎年、下記のような見出しの記事が出ます。
元となるデータ
翌日のテレビ朝日のワイド!スクランブルで分析もなされていました。
東京大学の調査内容でしたが、所得の話は結果としてそうなっていますが、本質的なのでしょうか。
世界の中でも東アジア、日本や韓国、台湾、香港の出生率が世界の中で著しく低い状況が研究者の中では知られていますが、所得との相関関係が本質的な課題であるとは思えません。
このリンクの中で「東アジアの低出生力」が研究発表されています。
東アジアの低出生力(鈴木透ソウル国立大学校保健大学院客員教授/元国立社会保障・人口問題研究所 人口構造研究部長)
また、国連開発計画(UNDP) が発表している男女格差を表す指数「GII(ジェンダー不平等指数)」では日本が低い一方、台湾は世界でも有数の上位にあることなども記されています。台湾の出生率は日本よりもさらに低い。東アジア特有の低さの中では日本はまだましであることがわかります。世界経済フォーラム(WEF)の男女格差の度合いをランキングした調査報告書「グローバル・ジェンダー・ギャップ・レポートでも同様。つまり男女格差と出生率にも単純な相関関係があるとは言えないですね。
鈴木氏による韓国の分析の中で、首都圏への過度な人口集積があげられています。東京が低出生率なのと同じですね。東京は高所得者が多いですが、子育てに優しい場所と言えるでしょうか。一極集中のような若者の人口集積のほうが問題であることは既に明らかですね。
台湾でも韓国の首都ソウルでも住宅価格の高騰や子育て環境の貧困さなどが指摘されています。東京と同じですね。
いずれにしても日本も人口減少問題は最大の課題です。何度か交通弱者の問題を取り上げましたが、その対策にしても補助金で赤字路線を維持するなどということは対症療法に過ぎませんし、このままでは更に悪くなることもわかっています。人がどんどん減っていく。国力の低下そのものですね。
夜、日本テレビの「ケンミンショー」に姫路のまねき食品のえきそばが取り上げられるとの連絡。
見ていたら私もえきそばが食べたくなりました。飲んだときは天ぷらえきそば。日中、少し時間があるときは新幹線改札前でカレーえきそば。たこやき入りもできたそうです(笑)。
偶然ですが、今日のお昼は
映画の前に何が食べたい?と聞くと、娘が「タコピィ」。結構食べてるやろ?他にないんかと聞くと、それでも、たこやきがいいと(苦笑)。父の時代から3世代。いつまでも残ってほしい味です。