先日、県議会事務局から内閣府男女共同参画局の「政治分野におけるハラスメント防止研修教材」の情報提供があったが、各メディアで報じられている。
 
時事通信による報道

 

 

 

オリジナル動画(内閣府男女参画共同局公式YouTube)

 

 

 

 内閣府男女共同参画局ホームページ

 

 

 

 若い女性議員がお茶入れをさせられるといった内容もある。私もこの世界は長いがそうした風景は見たことはない。これらの話は地方議員からあがってきた声をまとめたものらしいので、私の知らない世界もあるということだろう。
 
地方議会といえば、水曜日に記していなかったが、神崎郡神河町議会が改選を迎えたが、立候補者は定数に満たずに無投票となったようだ。
 
 神河町公式HP

 

 

 
神戸新聞報道

 

 

 

当日の立候補締切少し前に1人増えて11人が届け出たものの定数12を満たすことはなく、最初から定数を欠く状態でのスタートとなった。同町議会では人口減少に応じる形で定数を減らしてきているが、それでも成り手不足が生じ、定数を割るという最悪の結果となった。
 
専業では生活が難しい報酬額であることは以前と代わっていないが、定年を超えたような年金併給者を含めても成り手が減っている。議員本人は当然としてその家族を含めた負担(他人からは中々見えない)が大きいことが知られてきて、近年は「家族」の反対で断念する人が多くなっている。
 
そういった理由で出馬を断念する人は地域や組織から推挙されるような、ならせたい人である場合が結構多い。そういう方が辞退するのだから全体としてもマイナスだ。
 
公務に奉仕しようとする精神や思いと、その家族を含めた負担や報酬諸々が考えられて、届け出れば当選という状況でもなかなか手が上がらず、定員割れを迎えた…。
 
自分としてはこの世界は大切だと考えてきたが、途中から他人を地方議会にスカウトできないと思い至り、今もその状況が続いている。年金制度は途中で廃止され(退職金は当初からない)、報酬などの待遇や投票率などの環境も悪化することはあっても良くなることはない。今後もこうした変わらない傾向の中で成り手不足解消ができるのか。無投票に危機感を覚える有権者も減っている。一定の待遇の確保より良いと考える人のほうが多いのかも知れない。このままではこの傾向も変わらずに無投票は増加していくだろう。
 
それが政治の劣化に拍車をかけるというのに手をこまねいている。忸怩たる思い。
 
広畑方面。夢前川右岸線の渋滞に巻き込まれ15分遅れる。土曜の朝も渋滞するとは…。その後、諸手続きなど。バイパス道路の整備状況も説明しておく。
 
夕刻、小学校の体育館。地域のスポーツクラブ21の総会に小学校のPTA会長として出席。昨年春に保護者による選挙で役員に選ばれ、昨年から副会長に就任していた。私の場合、議会などの公務等と学校の行事と重なって学校にご迷惑をかける機会もあると思うのだが、選ばれた以上しっかり務めないとと思ってきたが、この一年は全て家族任せだった。今年度は会長ということで代理が利かない会合も増えるので、なんとか務めたい。自己紹介と会議のメモとり。
 
昼食は広峰のモスバーガーでスパイシーWモスバーガー。テイクアウト。