神戸の県庁。本会議。一般質問初日。会派からは川西市選挙区のK議員が質問。会派の中でも一、ニを争う真面目で実直な性格。今日もライフワークのような弱い立場にある側からの視点で質問をされていた。


一方、他会派の議員の質問では事前に色んな話もあったが、代表質問のような鬼気迫る厳しいものはなかった。筋書きにない驚きの提案はあったが…。知事の顔を見ると同時に、思わず周囲も見渡してしまった(苦笑)。


私といえば昨日自宅でもタブレットを使って議会資料の調べものをしたのはいいが、そのタブレットを家に忘れてきた(泣)。もはや予算書など紙資料は配布されていない。総務課のタブレットを借りる。忘れものした子どものようで恥ずかしい…。


午前中に、通告内容を確定させなければならず、少しだけ迷ったが、今回は財政改革の見える化改革の方向性を前向きに評価し、当初予定の通り、下表のような質問通告で確定させる。



 昼休憩時にテレビでロシア軍のウクライナ侵攻を伝えるニュースに釘付け。当初報道されていた以上の展開。アメリカ政府はプーチン大統領が大規模侵攻を北京オリンピック開催中でも行う可能性もあると繰り返し言っていたが、大規模侵攻の話は本当だった。戦略的に大袈裟に言っているのではないかという一部論調もあったが誤りだった。


午後の質問も終えて散会。


今日は久方振りに議事課のM副課長が来訪。先日も来ていたが私を無視していったが、今日は私に県議会のルールを教えようと議会提要をもって。若い頃から色々教えてもらってきた。


そういえば、最近変な話を聞くことがある。法令や条例の解釈変更とか訂正とか。実績がなければ単なる杞憂だが、土地開発公社の預託金問題のことを思い出すと注意を払っておかなければならないと思う。何も知らず無検証で受け入れてしまった素地もある。今回も国の指針程度なら、という事例も把握している。アンテナを高く、注意を払っておきたい。議会の仕事でもある。




大阪府議会の定数削減のことが報道されている。数、比率ともに純粋に凄い。兵庫県より人口がはるかに多いのに、議員数は逆に少なくなる。コロナ対策では死者数という最も大切なことで後手に回っていることを度々指摘しているが、この点では大阪府議会の動きに脱帽だ。

これによって歳出は削減される。この削減した財源の一部をつかって議員の活動の質をあげたり、減った議員の分をカバーするなどすればなお良いだろう。議員数を減らすことで今後の質の向上要素にはなるが、秘書を一人公費でみるとかすれば活動の質の面でも寄与するようになる。トータルコストを下げながら議会の質の向上をはかること。これは私自身の持論でもある。

極端な仮説だが、仮に全員無報酬にすれば成り手がなくなり、質が下がる。これは本末転倒。一方、報酬はそのままで定数を削減すれば質が下がることはない。むしろ質はあがる。あとは減らすことのデメリットを浮いた財源でどうカバーするか。それができれば有権者側からのデメリットはない。

兵庫県議会の定数特別委では特例選挙区である相生市選挙区のことが議論されているが、結論は先送りとなるようだ。こうした点は大阪府議会の方がはるかに民意に近く、スピード感をもって進んでいる。

昼食はお弁当。これまで出前弁当と表記してきたが、どこか温かいお弁当のようなイメージをもたれていたかも知れない。実態に即してこれからは宅配弁当と記載したい。自席で個食、黙食。濃厚接触なし。

昨日、私の従姉がつくってもってきてくれたショコラチーズケーキ。夕飯後のコーヒーならぬ焼酎のあて。

焼酎とチョコレートが合うと気づいたのはこの伊佐美のチョコレートをMさんから頂いたから。また太るかも(苦笑)。