最近私が見ている朝のテレビ番組は日本テレビの『スッキリ』。そこに漫画『キングダム』のオープニング曲を歌ってきたBiSHが出演。透明感ある声が良い。ところが、なんと解散するという。2023年ということらしいのでかなり先だが驚いた。
「TOMORROW」「STACKiNG」、漫画『鬼滅の刃』のときもそうだったかもしれないが、アニメがいいと曲もよく聞こえるのか、それともアニメに合う良い曲が使われているのか。後者だ。残念。
その後、北東部へ。コロナの話に始まり、事業の話、人間関係の話。勉強になる。
その後、福崎町役場で休憩中の高校時代のクラスメイトを訪問して四方山話。共通の知人の話も。
その後、立ち寄りながら南下。安田の姫路市役所。市議会市民クラブのK前会長と情報交換など。この間、複数の辞職勧告決議が可決されるなど激震続きの議会事務局にも立ち寄る。「広畑にも来るんやね。(赤鬼ラーメン)あそこ駐車場もう少しあったら」という話も(苦笑)。
その後、北条の県中播磨県民センター。姫路農林水産事務所 姫路農業改良普及センターの普及事業推進懇談会(姫路市・神崎郡管内の県議8人全員出席)。
新規就農者の確保の取り組みとして、市川町の笠形オーガニックファーマーズの事例説明などを受けて意見交換。私からは10日ほど前に話をしたばかりの網干の開發農園さんの話をする。農業で食べていけるかどうか。新規就農の肝の部分だ。
その後、市内兼田に移動して、おかもと農園の岡本将司さんのお話を伺う。
【姫路の伝統野菜 海老芋や葉物栽培の現場 兼田の岡本農園】
岡本さんは30代。兼田の専業農家の生まれで、子どもの頃から農業を手伝っていたとのこと。ところが農業は自慢できるようなものではないと思っていたのか、親の職業を聞かれても農業とは言わず、自営業といって誤魔化していたそうです。大学卒業後も上場企業に就職しました。しかし、いろんなことがあって自分のできることで一旗挙げようと一念発起、5年前に実家にUターンし、現在はご両親と叔父さんの4人の岡本農園で頑張っておられるそうです
また若手農業者の勉強会に参加し、コーヒー豆の絞りかすを使った新しい発想の土作りに挑戦するなど新しい農業のあり方も模索しているそうです。
姫路市兼田地区といえば、軟弱野菜と言われる水菜やしろな、ほうれん草などの葉物で有名であり、スーパーの野菜売場で展開されている紫色の野菜結束シールに『兼田やさい』(写真あり)の名前をご存知の方も多いでしょう。
岡本さんはそれらに加えて、姫路の伝統野菜「海老芋(えびいも)」栽培に挑戦されており、その苦労話なども聞かせて頂きました。
昭和初期には兼田地区でも多くの農家が栽培していたようですが、似た品種である里芋に比べて手間暇がかかる割には、価格もさほど高くなく、生産農家が減ってしまったそうです。種芋からの生産方法を改善したり、料亭やホテルなどの高級品の販路開拓、ネットでの直販、姫路市のふるさと納税の返礼品に加えてもらうなど(いずれも下記にHPあり)、今後も兼田の伝統野菜 海老芋の栽培に頑張りたいとの決意表明もありました。
そうそう説明を受けた兼田公民館の二階には額が飾ってありました。
『緑舎和光』
『為兼田公民館 兵庫県知事 坂井時忠』とあります。和光はこうした額によく用いられるようですが、緑舎というのは当時のここを言い表した言葉なのかもしれません。
『以和為貴』(和を以て貴しと為す)
「姫路市長 戸谷松司 祝落成 兼田公民館
昭和58年7月」。私が9歳のときですね。
こうした場には政治家の額があることが多いですね。読めない時は書道をやっている妹Mに聞き、それでもわからなければ、妹の恩師U先生に聞きます。つい先日、S知事も今年の一文字『動』を書いていましたね。
冒頭、キングダムの話を記しましたが、王騎将軍は坂井知事のことを「能書家で名文家。文人肌の内務・警察官僚」と評しておられましたね。貝原さん、井戸さんは練習を重ねてだんだん毛筆がうまくなった感じとか。
多くの方に見られる場所に、長きにわたって飾られるのだから、やはり、書く方もきれいに書きたいですね。字が上手というのは得です。
その後、中播磨県民センターに戻る。年内最後かなということで、Hセンター長は生憎不在だったがO副センター長にご挨拶。
その後、隣の県立姫路労働会館。連合姫路のU事務局長と意見交換など。常日頃からの意思疎通が大切だと改めて思う。
時間なく昼食抜き。