会派の管内調査2日目。豊岡市にある芸術文化観光専門職大学。今年4月に開学したばかりの兵庫県立大学である。

公式HP


日本を代表する劇作家 平田オリザ学長。与野党に関係なく政治や行政とお付き合いされているという印象。話していると政治との付き合い方を熟知されていることがよくわかる。

その平田オリザさんが初代学長を務める専門職大学。

議員からの質問の答弁も立て板に水。全て頭に入っているだけでなく、政治との関係や国の審議会の話もポンポン出てくる。さらに全国の演劇関係の状況や高校の演劇部やその顧問の話まで知っておられる感じ。凄い。お祖父さまは播州赤穂の出身である。

私からは新1年生の男女比率が2:8になった理由、先の豊岡市長選挙で「演劇のまちづくり」が大きな争点となって現職が敗れた影響や豊岡市との関係について確認。前者は高校の演劇部が女子多数であること、国公立では初の演劇実技のある学校であり、スタッフ養成にも注力する関西では初めての学校であることから学校推薦で生徒会長や演劇部の部長らの優秀な女子生徒が推薦されていることを説明された。加えて平田学長はそんな優秀な学生が卒業後、どれだけ豊岡に残ってくれるか、市内企業の経営者らに発破を掛けているという(のちに会いにきてくれた西村屋のN社長の話では既に観光の実習先として学生が来てくれているらしい)。





施設見学も。大学開設準備室長として開学に努力されてきたN事務局長が案内してくれた。これも立て板に水の説明だった。流石だ。


室長が指差しているのは全面鏡。ダンスなどもできますね。

小道具室

大道具室

ホール上部

ホールを上部から

楽屋

楽屋シャワー室

ホール

入口にある講義内容

図書館


入口玄関横の地域リサーチ&イノベーションセンター。ガラス張り。