久方振りに朝からニュース番組をはしご。国会議員に支給される文書通信交通滞在費の問題も。今回の衆院選後の多くの有権者の最大の注目点はこれになった。日割とするための法改正の話をはじめ、領収書の添付、余った手当の返却などの話も一部出ている。今、振り返っても1日だけで満額支給というのは凄い問題提起だった。

 

現在、野党議員の事務所を仕切っている元国会議員の先輩が「日割に賛成」としつつ、「ほとんどの野党議員は自身の政治団体に寄付して政治活動費として使用しているのが実態。 寄付金がわんさか集まる政治家はポケットマネーとして使用できるが、貧乏議員はそんなわけにはいかない。実態を踏まえた改革を理解いただきたい。」という趣旨のことをメルマガに書いていた。

 

 

26日に公表された政治資金収支報告書の概要については上記リンクでもわかるように、政党交付金、政治献金(寄附)、機関紙収入といった収入の額や占める割合は政党によってかなり異なる。しかし、その傾向は1993年の政治改革、政党交付金制度の創設以降ほとんど変わっていない。政党に所属する議員も同様。その収入構造は大きく変わっていない。

先輩がいうように、諸改革は文書通信交通滞在費の収入に占める割合が高い議員ほど影響が大きくなる。このご時世、日割りは当然の措置だが、厳格化によって、公費に頼る比率の高い「貧乏議員」ほど事務所運営などでしんどくなるということ。善悪は別。


個人としては日割りにすべきということ繰り返すが記しておきたい。


ただし、その方が昔教えてくれたのは、野党でも事務所に一切渡さず全額をポケットマネーにしていた議員もいたということ。秘書にしかわからないことであり、新聞報道されたことも私が知る限り別件に関連しての一度だけ。存在が有名になったので、これからはでるかもしれない…。

 

日本の選挙は俗に「地盤・看板・カバン」が当落を左右する要素という。カバンとはお金、つまり資金力のことである。選挙も政治活動も似ている部分はあり、多数派の形成というという意味で、派閥の資金力なども重要だろう。下記リンクのような資金力を持つ政治家も少なからずいる。アメリカでは資金力は政治家の評価として重要な要素と言われる。カバンなどと隠語を使う必要もない。私も活動をすればするほどお金がかかるという事実も知っている。悩ましい問題だ。

 

 

昨日視察した県立はりま姫路総合医療センターの駐車場の台数等について問い合わせがあったので回答しておきたい。

 



昼食は広峰のモスバーガーでスパイシーモスバーガー、モスチキン。