変な夢で早くに目が覚める。現実と夢との違いがあまりなかった。昨晩知人らSNSでやりとりした内容が早くも夢の中に…。

 

神戸の県庁。2022年度の予算編成についての会派申入れ。S知事、両副知事、教育長、企業管理者、警察本部長ら県最高幹部が全員出席。

 

 

まずU幹事長の挨拶。「財政の透明化」を求める内容も。続くK政調会長の申入れ説明の中でも 「持続可能な行財政構造基盤」の確立について触れてもらう。

 

その後、各議員から発言。今日は私が先頭を切る。県財政問題だ。S知事には県債管理基金の問題点について、私が決算特別委員会で用いたパネル(下記リンク参照)をみてもらってはいたが、公式に議論する機会は初めて。

 

 

私からは①基金集約 ②預託金 ③未収金の3課題の中で特に法令に違反している事項について(決算特別委員会質問事項)、早期解消と知事が県議会本会議で示した施政の第一方針である「オープン」にすることを求める。

 

 

知事回答『竹内先生からありました、冒頭上野幹事長、それから黒田会長もおっしゃったとおり財政の関係ですけども、ここはやはりですね、ご指摘の通り、財政状況、今回行革というものも一つの見直しをさしていただきますけども、やはりそのベースとなるのは、本県の財政状況が一体どういうふうな状況になっているのかということをやっぱり分析をですね、改めてさしていただくということが大事だと思ってますし、それを県民の皆さんに一定オープンにしていくということも大事な課題だと私自身も思ってますので、そこは今財政当局からですね、状況を聞きながらですね、やっていきたいと思ってます。


そこがどういうふうな形でお示しするかっていうこともありますけども、お示ししたからにはですね、逆に言うと一定のそれをどうするのかという対策というものも必要になってきますので、そこはどの程度かによりますけども、かなり厳しいですね、あの状況も見るんだとすれば、そこの対応をどうしていくかということもあわせてですね、これは令和3年度中というよりも、少し腰を据えた対応になるのかもしれないですけど、そこも含めて県民の皆様に、お示ししてご理解をいただくということをですね、今後どういうふうにやっていくかということをしっかり検討してまいりたいと思っております。』

竹内『今の知事の発言ですね、本当に大いに期待しておりますし、私はこういう課題があるということは過去から、それこそ10年前から指摘をさせていただいて、なかなか決断がされてこなかった。本当に簡単にできるもんだとは思ってないんです。令和3年で終わるとかそんなことをすると穴が開いてしまいますので。

 

しかし、知事を支えている職員の中にも、この際、こういうことはやはり変える方向性を示してほしいとそれを選挙の際にですね、考えて支持された方が実は結構おられます。(いま)そういったことが内部で何が進んでるかっていうのを職員でもなかなかわからない。
 

一方で、知事はワーケーション知事室であったり、昨日は(クルーズ船の)実証実験ですね。ああいった非常に華やかな姿っていうのが先行しているんで、これは県政が変わったということをPRされているということでいいことだと思いますけれども、内部の統制ということもしっかりと見てるんだよと。もちろんボトムアップをする産みの苦しみといいますか、職員の皆さんに自分で考えてくれということなのかもしれませんけれども、内部をしっかりと自分が目を光らせているんだということも片方では意識していただく。また、そういった苦言を呈してくれるような職員とか、そういった人もまた大事にしていただいて施策を進めていただきたいと思います。』

知事『はい。ありがとうございます。いろいろワーケーションであったりとか、水上観光ということで、今コロナで経済が先ほど申し上げました通り、かなり傷んでる中でですね、県民の皆さんにコロナを乗り越えてウィズコロナになるかもしれないですけど、その先のやっぱり方向性の見通しをですね、お示しさせていただくことも一つの方向性かなあというふうに思いましたので、そういった打ち出しっていうものを今、ある意味積極的にさせていただいているという状況です。


一方で竹内先生ご指摘の通り内部統制、これは財政の問題も含めてとか、あとは仕事のあり方ですね。こういったものはやっぱりある意味、オープンかつ合理的にやっていかなきゃいけないという面ありますし、私自身はどちらかとそっちがですね、ずっと財政も含めてやってきた立場ですので、そこはしっかり内部管理はですね、しっかりやっていきたいというように思っております。』

 

私と知事のやりとりは以上。

 

 
全体風景
 
 

当然この問題は引き続きフォローしていく。県政の「刷新」を選挙で掲げた以上、この問題の着手は必須。全ての解決はまだ指摘していないことを含めて簡単なことではないことは承知している。私がいま求めているのは法令違反状態の解消。これは「法令遵守」という至極当然のことだ。

 

その後、Yさんと県庁見学の打合せ。その後、姫路に戻る。播但線で姫路。長らくお世話になったSさんが会社統合のため退任されるということで、後任のKさんとともに姫路に来られる。意見交換など。Sさんの従姉にもラインで報告。