事務所。昨日の予算申入れについてのS知事コメントなど重要事項を確認の上、UP。

複数の県関係者から事前にこの予算申入れに注目していることを伝えられていたこともあり、数日前から、どんな発言をどんな立ち位置で行うか考えていた。何しろ知事部局の案件については全て知事本人がコメントを行う極めて重要な申入れ。知事の言葉は『綸言、汗の如し』だ。その口から前向きな発言が出ないと大変なことになる。

コメントについては、この問題に思い入れのある私だけでは受け止めを誤るかもしれないと思い、申入れに同席していたT班長、N政調員ほか関係者の感想等もしっかり聞いて確認しておいた。知事選前は私の個人的指摘という向きもあったが、選挙後は、会派として繰り返し取り上げている事項。無碍にされるわけにはいかない。

やりとりを公開したあと、辛口の王騎将軍からは、論点を明確にした指摘であったこと、そして、知事のコメントを詳細に伝えたことについては一定の評価をもらった。

また、先日取り上げた産経新聞「ひょうご発」を読まれたようで、「知事ご自身が得意だという内部統制で、井戸時代との違いを早急に打ち出してこそ、大阪にマウントしていくことのできる、強い政治家知事になるチャンスだと思うのだが」という追加の指摘も忘れておられなかった。

別の職員からは、肝心な行革や予算の方針が定まっていないとの声や、部局に任せるとかボトムアップとか聞こえはいいけど…といった厳しい声も届いている。

私はオブラートに包んで言ったのだが、このように思っている人が県庁内部にもかなりいるということ。こういう声は言いにくいし、簡単に届かない。苦言を呈してくれる職員も近くにおいておく必要があるのではと私が言ったのはこういう背景もある。

井戸知事時代も会派と知事の発言概要は各部に配布されていたようだが、今回は、注目される点だけに正確を期するため文字起こしをお願いした。担当してくれたSさんによるとAIによる自動テキスト化アプリも使ったという。なかなかの認識率だったそうだ。知らないところでデジタル化はどんどん進んでいる。


そうそう、兵庫県と大阪府の話が出たが、複数の方から同じリンクが送られてきたので驚く。テレビメディアの中からこのリンク末尾のように自省するような話が出てきたのはいいこと。さすがに視聴率のことまでは触れていないが。
 


下記のメディアにテレビが入っていないのは19世紀に存在しなかっただけのことだ。冒頭に政治側から指摘されたことも書いているし、先にも政治側がメディアに介入するのは本来好ましい話ではないと書いた。香川県の事例も紹介した。今回の記事のようにメディア側が自ら検証しなければならない話。実際に出来るかどうか注目しておきたい。

「ル・ボンはまた、こうした群衆心理が為政者や新聞・雑誌等のメディアによってたやすく扇動されてしまうことにも警告を発します。政治家やメディアは、しばしば、精緻な論理などを打ち捨て、「断言」「反復」「感染」という手法を使って、群衆たちに「紋切り型のイメージ」「粗雑な陰謀論」「敵-味方の単純図式」を流布していきます。極度に単純化されたイメージに暗示を受けた群衆は、あるいは暴徒と化し、あるいは無実の民を断頭台へと送り込むところまで暴走を始めます。こうなると、もはや事実の検証や論理では止めることができなくなると、ル・ボンは慨嘆するのです」。

午後、ZOOMを使った団体のオンライン会議に出席。挨拶。コロナ対策や具体的な活動対応、今取り組んでいる課題等について質問があり、回答。

私なんぞは今日もカメラ設定に戸惑うなどまだオンライン会議に慣れないが、コスト面だけでみると旅費が全くかからない。ZOOMも参加者は無料。凄い時代だ。

お溝筋の山田屋制服。前もって注文していた子どもたちの体操服(制服)を購入。そういえば、私のときも中学校の制服はここで買ったな。ウインドウをみると昔とそんなに変わっていないのかな。


夜、子どもたちの習い事の迎え。待ち合いで隣りに居合わせたTくんのお母さんと四方山話。Tくん一家のことはSNSで粗方知っているので、驚かれる(笑)。

昼食は亀井町の紅宝石。店の前をよく通るが待っている人が多い。量が多いことも知っている。すぐ太る私にとっては…。制服屋さんの指定駐車場の前にあるので久方振りに…。しかもオンライン会議だからまあいいかということでにんにくチャーハン(笑)。コスパもよく学生さんも多い人気店。