神戸の県庁。控室で能力開発課のM課長からヒアリング。その後、県議会文教常任委員会。閉会中調査。義務教育課の所管事務調査。


兵庫県独自の少人数学級編制、小学校高学年の教科担任と国の導入する専科採用を中心とした35人学級編制との整合性、特に英語教育の導入という観点から質問。

 

 


 

小中一貫校に対する県教委の考えと、コロナ対応でオンライン授業等への対応から私立中学の人気が高まっているという情報を耳にしたため、小学校側で私立中学進学希望者の把握や調査などを行っているかどうかについて質問。実施していないという。一部一貫校で特別な高校受験対応を行うような噂があり、実際には行われなかったことから途中で私立中学に進学する生徒が増えたという話を聞いたため念の為確認しておく。そのほか、未だになくならない、いじめ、不登校、相談対応については下に資料を抜粋しておく。

 

M課長は在任3年目ということもあり答弁にも余裕が感じられた。

 

 

 

 

 

 

 


 


 

 

昼休憩を挟んで午後も文教常任委員会。今年度の調査テーマ、コロナ禍への対応について。まず県教委体育保健課のK課長から県内学校のコロナ対策について説明を受ける。

 

その後、学校現場からということで県立姫路西高校、県立芦屋特別支援学校の各校長からコロナ禍における学校運営について説明があり、質疑応答。

清瀬校長の前任の県立加古川東高校のオンライン授業の事例も。コロナ禍当初は休校措置なども多く、学習の定着が7割にとどまったところもあったという。

 

メールによる課題提示、20分授業動画の配付などオンライン対応も含めて対応。オンライン授業ではまずできる教員が実践し、それを他の教員が学び、場合によっては他の学校にも拡げるということも。授業より画面の方が集中できるという生徒もいたという。

 

また、今年の大学入試は兵庫県はまだましだった。東京都立高校などでは休校日が多く、東北や九州地方などほとんど休校のなかった地域と差が出るとも言われた。また、家では学習できないため、自習室を借りるため塾に行くといった対応をしている生徒もいた。宿題はオンライン。スタディアプリなども活用された。

 

今後の学校教育の未来については下記の資料に詳しい。

 

高等学校校長会もオンラインで開催。交通手段や時間が不要になり、普段より出席率が高かったという。

 

 海外や大学との繋がりがオンラインで容易に。交通費もかからず講師の回数を増やすこともできたという。

 

 三者面談がオンラインで夜ということになると教員のワークライフバランスが崩れてしまうとの話も(笑)

  全てオンラインとなると学校不要論出かねないとも。全てが通信課程の学校のようになるということだろう。何事もバランスが大切だ。

 

その後、芦屋特別支援学校。

 

 

 

基本的には、特別支援学校でも感染対策など同じような対策が必要となったが、マスクを嫌がる児童生徒らもいたようだ。

また、感染防止のため、式典を簡素化したところ来賓挨拶などがなく、子どもたちが落ち着いた環境でよかったという。議員としてどう受け止めればいい話か。しかし、その意味はよくわかる。

 

その後、質疑応答、意見交換など。

 

その後、姫路へ戻る。県事業について関係者と打合せ。

 

昼食は中華厨房来来でホイコーロ定食。先輩議員が先に来られていた。