岸田総裁のもとでの党役員が確定し、組閣も少しずつ決ってきている。甘利明幹事長とは驚いた。3Aの一人だが、あの事件が尾を引いている。
自らの派閥の河野候補の出馬を容認はしたものの、実質的には支援せず岸田候補を支援したことで、9年にもわたって財務大臣を務めている麻生大臣は本来変えにくい。ところが後任に鈴木俊一代議士とは驚いた。
実姉が麻生総理の妻、つまり鈴木代議士は義弟だ。私の中ではお父さんの鈴木善幸総理が記憶にある最初の総理大臣。経歴をみても財務金融関係の仕事や目立った役職はなく、企業を経営しているわけでもない。まさに麻生対策での就任だと思う。財務関係はともかく、金融の世界ではアメリカやEUと違って日本から発信できることは少ない。アメリカではムニューシン、イエレン財務長官など金融の世界の経験者でないと就任させられないポストになっている。日本ではそうでなくてもできると思われているポストであることが今の日本の現状だと思う。
このほか岸防衛相の留任とか、若手の代表格だった福田赳夫・康夫元総理に続く3代目の福田達夫さんが総務会長という抜擢にも驚いた。小選挙区制になって党務の公認権や政党交付金の権限をもつ幹事長に対して、うるさ型の集まりから、両院議員総会程度の了承機関になった総務会の存在は低くなる一方だった。河野大臣の党広報委員長は一応党役員だが、現職は誰か私も知らない。小泉進次郎環境大臣や石破元幹事長もどうなるだろうか。
自宅で来週の議会質問を作成せんとすると、甥が来て自転車がパンクしたと。なんか最近自転車のトラブルが続いている。
念のため前のタイヤも確認するとやはりゴムが破れかけていた。前後輪とも交換。子どもたちにやらせる。硬いので水の中で抵抗を減らしてやってみろとか。なんとかできていた。
その後、質問に戻る。脇道にそれるそれる。進捗せず。