事務所。昨日のうちに過去の県政資料の入った議会控室の箱を何年か振りに一部開いた。論点を整理しておいたデータも開いて印刷したものも持ち帰ったので目を通す。古くは大きな変化があった12年前の決算資料だが、見返すと昨日のことのようだ。以降、変化は一部にとどまっているから。借り換えや経年により数字が少し変わっているだけで、本質はあれからほとんど変わっていない。
 
外郭団体や企業庁を活用した基金集約などの財政指標対策、資金繰り方法、近年の長期保有土地の特別会計移管等々について何年か振りに私の頭の中の数値等をアップデートしておきたい。これらは本県特有のグレーゾーン課題。先日知人から理想主義者と言われ困惑している私でも、刷新がすぐにできるような簡単な話ではないと理解している。とはいえ、オープンにはできると思う。いや今、県民に説明するその時だろう。
 
テレビ朝日の大下容子のワイド!スクランブルという番組で総裁選挙が取り上げられていた。若手議員の党風一新の会が各候補を呼んで党の改革について質問や意見交換をしたという話題。コメンテーターの杉村太蔵さんが喝破していたので笑った。党改革なんて今頃何言ってんだと。二階幹事長に勢いのある頃や広島県の河井元法相の選挙違反事件の際に言ってたら説得力があるが今頃言うのはちゃんちゃらおかしいと。彼は薄口評論家を自称しているがこの論評には激しく同意した。
 
その後、陳情のあった現場調査へ。
 
船場川にかかる白鷺橋
 
 
鷺が何かを狙っていた。
 
その後、県姫路総合庁舎。
中播磨県民センターのH新センター長、O副センター長、姫路土木事務所のT河川砂防課長、H道路第一課長、T道路第二課長と地域課題を含めて順次話す。
 
その後、二階町のはまもとコーヒー。Yチーフと四方山話。
 
先日神戸新聞で取り上げられていた季節のコーヒーは秋興ブレンド。キリマンジャロがベース。飲んでいると温度の低下とともに酸味が強くなる(わかりやすくなる)と解説してもらった。同店で採用されているサイフォンコーヒーは供される最初の温度が高いので、酸味の変化がよりわかりやすいそうだ。私は「コーヒーとは酸味を愉しむこと」という境地には達しない深煎り好きのおこちゃまだが、勉強になる。
 
夜、下寺町の商工会議所。姫路市選出の県会議員に対する姫路市の兵庫県予算への要望・提案会。
 
コロナ禍ということで一部リモート出席の人も。
 
 
 
その後に質問の時間もあり、私からは来春開業予定の県立はりま姫路総合医療センター(仮称)の整備に関して、市から要求のあった獨協医科大学関連施設も入居予定となっているが、同じ運営母体 獨協学園の姫路独協大学の経営譲渡すなわち公立化要望が市に寄せられているということで、今後の獨協学園や入居予定施設の関係がどうなるかについて確認。現在のところ予定通りとの局長回答だった。いずれにしろ姫路独協大学の経営問題は市にとってはかなり重要なことで悩ましい問題だと思う。
 
終了後、フロアを変えて西播磨市町長会(議長会役員も同席)の県予算要望会も。
 
各市町長から直接要望内容の説明がありました。
 
西播磨市町議長会の役員の方々の出席もありました。
 
 
齋藤知事に代わってから初めての要望会でしたが、県の予算編成方針がこれまでと変わるかどうかいまのところ不明のため、市町も以前と同様のスタンスで要望をされていました。地域の実情を踏まえた要望の数々少しでも実現できるようにしっかり頑張りたいと思います。
 
その後、神河町のY町長、福崎町のO町長と話す。神河町では11月に町長選挙が行われるそうで事務所開きのご案内も頂いていた。人柄などを含めYさんは町長に適任だ。引き続き町政を担って頂きたいと思っている。私も駆けつけたい。