本日から兵庫県も緊急事態宣言の対象となった。4度目の発令だ。今回は今のところ9月12日までの予定。期間中に予定されていた常任委員会の管内調査は実施しないこととなった。私が毎週月曜日に実施している朝の街頭演説も中止する。当日記の内容についても食事など一定の自粛対応とさせてもらう。


神戸の県庁。一旦控室に入ったあと午前中は所用を済ませ、午後に戻る。控室で教育委員会のMさんと9月議会に向けた打合せ。Mさんは今春まで会派の政務調査員だった。当局側に戻っていじめられていないかなど近況も聞く。そんなことはないか(笑)。


その後、私が懇談している途中に議会事務局トップのO局長が訪ねて来られたと受付から聞く。すわ私のようなヒラ議員に何事か。身構えてお迎えするも、今春但馬県民局長から議会へと転じてこられたが、過去には財政課副課長(議会担当)の経験があり、「野球」と「干支の会」の両方について詳しいという。なんだまたその話か(苦笑)。野球の選手集めはもちろん、干支の会を調べた経験もあり、休眠の会はあるものの12 の干支の会の全てが存在していることを把握しているという。そんなことまで知っているとは…。


議員や会派の動向をはじめ、知事選や幹部職員のことまで情報が頭に入っているようだ。その情報収集能力の高さ。私と同じ寅年の会のメンバーでもあるし、上記の財政課副課長時代から存じ上げているが、私と話していてもいつも私ばかりが情報を吸い取られる。そういった方なので、実は近々私のもとに来られるかもしれない、と私なりに予想はしていた(笑)。


王騎将軍のことを聞かれるかもしれないと予防線を張るとともに、万が一に備えて、いつもクールで睨みがきく会派担当のN政務調査員に同席してもらい、有事に備える。今日も色んな情報交換をさせて頂いたが、私が教えてもらったのは結局、野球と干支の話だけだ…。3年前まで先王 井戸知事のもとで知事室長を務めておられた人。国において衆参の事務総長と内閣の官房長官を両方務めた人はいないと思うが、「国会の事務総長は国会の役員ですから堂々としていました。県議会の事務局長ももっと偉そうにして下さい」と言っても、そんな姿勢を微塵も見せない(裏では知らないが-笑)。


今日も普段から情報を集めておくのは危機管理のためだと断言しておられた。流石だ。私が少し胸を張れるのはOさんの議会事務局長就任を2年前から本人に言って当てていたこと(他にも当てた人は結構いるらしい)。それくらい。最後に私に『テンションが高いですね』という言葉を残して去っていかれた。軍師 河了貂は私を理想主義者と言ったが、私に「夢を見過ぎだ」と釘を刺したのだろうか…。


そして、同じ議会事務局からK議事課長も来訪。O局長ではないが、こちらも財政課と議会事務局の両方を経験している数少ない人物。加えて警察本部へ出向し、発砲訓練を受けた経験もある。2014年に兵庫県議会で炸裂した政務調査費事件を受け、当局側に異動していたにも関わらず年度内の緊急措置で議会に戻され、新設された政務調査費(現在は政務活動費)の審査室の初代室長を務めた。その人選の理由は議員に対しても一歩も引かない強さと言われた。争いの前には机上にある議会関係の法令集に多くの付箋を貼り付け、赤ペンを引いて理論武装をしていることも知っている。


私の側にいたN政調員は別の仕事に戻った。もう一人の会派担当、争いを好まない(感じの)T班長にボディーガード役を頼むわけにもいかない。身構えるも、結果的には杞憂だった。こちらも「野球」に参加した話から始まり、元会派の政調員ながら私にことあるごとに楯突くM副課長の仕事振り、多くは最近の県政についての意見交換だった。安堵。


ということで、最近、県政の大転換期ということで色んな県政関係者の意見を聞いている。当日記の内容もそうした声に触れるなどしている。そうした中で県庁幹部の干支の会や有志の活動などの情報も寄せられ、かつてない内輪ネタのラッシュになっている(苦笑)。もうそろそろネタ切れだし、なぜ私は出てないんだと思う人がいるかもしれないが、記憶力に限りがあること、私なりに配慮していることも含めてご容赦願いたい。


17日の産経新聞朝刊に掲載されていた兵庫県政についての署名記事。こうした話も寄せられる。上段の左末尾から中段の右先頭に出ている言葉はどのような意味で言われているのか正直わからないが、目に止まった。

今週は『刷新』についての動きは聞かなかった。コロナ対策に全力を傾注しているのかもしれない。李牧丞相からは私の秦王についての情報不足を心配する書状も届いた。私もまだまだだ。また来週。