事務所を基点に諸活動。緊急事態宣言下、不要不急の外出などを控えるようにして、ようやく少し感染者数は減ってきた。ワクチンの成果ではないので、これからワクチン接種が進むとさらに成果が出てくるだろう。


そうそう、昨晩テレビを見ていると、血液型によりコロナ重症化のリスクが異なるとの話が出ていた。



国内のある大学での研究により明らかになったとか。夕方のワイドショー的ニュース番組では結構大々的に伝えていたが、夜は番組により伝え方に差がある。冷静になったのだろう。


血液型占いを信じるのは世界でも日本人くらいというのは聞いたことがある。赤血球の抗原のABO式の形体と日々の運命がリンクするかしないか。これは信じる人が信じればいい話で全く興味がない。今回は日々の運命ではなくコロナ重症化度合い。世界で初めての研究成果で3000人を超えるデータをとったとか。この数だと確率的には十分証明になる。


とはいえ血液型信奉のない、患者のもっといる国で調べられているのだろうか。昨晩のテレビ局での扱いの違い、このことについての評価の違いが興味深かった。日本でしか比較検証されない論点。結果がデータの通りだとしても世界では注目されない話かもしれない。ガラパゴス…。今日は朝から既にこの話は消えていた…。



東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレーの緊急事態宣言下の都道府県での開催について、組織委員会からの指導もあり、公道での開催はおろか、無観客になり、感染リスクはほぼなくなっていた。それでも駄目で、姫路城三の丸広場内の特設ステージでのバトンパスだけの内容になったとか。いつの間にか、感染リスクの観点からは一般生活レベルよりもさらに厳しい基準になっている。

オリンピックを開催することを第一義にして、あとの聖火リレー等に批判を向けさせるわけにはいかないという判断だろう。

内閣の支持率について連日記してきた。オリンピックの開催を中止または延期すべきという国民の意見は6割を超えている。それでもことこの問題だけは世論に阿らない。開催すれば逆に支持率がかなりあがると判断しているからだろう。オリンピックに対する国民の熱狂を予想している。友人が知らせてくれたある月刊誌にもそんな見方が書いてあったが、私も読む前からこの読みだ。そのために施策は動いていく。

そのためならば聖火リレーもそうだし、経済を止めたままにしておくことはたいしたことではない。政治に対する国民の評価は選挙結果だけ。その審判をすぐ前にしてそれ抜きで政治は行えない。世論調査はその鏡。いまのところは予想通りだ。このままだと携帯電話と判子の話くらいしか成果として出せない。それでは戦えないと踏んでいる。
 
昼、友人の薬剤師Fさんから1回目のコロナ接種を受けた話を聞く。2回目の接種による副反応の事例を聞いていて憂鬱だとか。その後、事務所に姫路市議のTさんから懸案事項が持ち込まれる。意見交換など。