県庁当番。人事課から過去の県教委の懲戒免職処分にかかる審査請求に関連し、退職金不支給となったことについて知事にも支給を求める審査請求が来ているとの説明がある。

 

この審査請求は地方自治法第206条の規定で県議会に諮問する必要があり、議会は意見を述べなければならないと規定されている。

 

懲戒免職処分となった審査請求人が知事は実名で処分しているが、議会に匿名で通知されるなら、非違行為自体の客観的事実関係や情状その他勘案すべき理由等も議会として独自に事実関係を調査することはできない。聞くのは一方の話だけ。これで意見を述べよと言われても無理だ。

 

懲戒免職処分時に県教委が氏名を公表していないことと法律に基づき議会が諮問されることを一緒くたにしてはいけない。

 

そもそも懲戒免職処分となった人物の匿名化は、被害者救済だけでなく加害者保護にもなっている。今回のことはそのことをよくよく表している。

 

匿名ならば事実関係を議会として独自に調査することもできず、意見は述べることはできないという意見を述べたらどうか。匿名裁判はさすがにまずいだろう。そうでないなら知恵を出す必要があろう。匿名など、杞憂であればいいが。

 

オリンピック組織委員会の新会長に橋本聖子オリンピック担当相が就任。理事会において森前会長の後任を推薦する「候補者推薦委員会」のメンバーが判明した時点であまり意味がなく、政治マターだなと感じたが、その通り、政権の意向等も十分に働いたのではないか。橋本大臣の場合、依然絶大な影響力をもつ森前会長は納得するだろうが、大臣を辞めなければならないこと、国会議員を辞めろという声もあること、実際にオリンピックが開催されるかわからないことなど、現職の国会議員が会長を受けるのに逡巡する背景はよくわかる。そのあたりは一定の保証もあったのだと思うが、その後の野党の反発もあって党北海道連の会長辞任や離党となった。五輪相の後任は丸川参議院議員。

 

私、東京オリンピック・パラリンピックの東京決定のときは生中継を見てガッツポーズをしたほど嬉しかった。以降ずっと応援する気持ちだったが今回の一連の交代劇で冷めてしまった。森会長の時代錯誤の発言以降、全てがコップの中の話であーでもないこーでもないと。全くの無駄だ。

 

コロナ禍になり、7割もの国民が中止すべきと答えているが、実際は無観客となっても開催されれば熱狂となることは政治はわかっている。最後の政治との距離間にそんな嫌なところが見えた。まあオリンピックは政治そのものと言われれば…。

 

このほか、来客対応など。

 

昼食時に外出した際に大丸前の森谷商店前でコロッケを買おうか迷っていると、「竹内さん!何してるんですか?」と。姫路青年会議所時代の後輩だった。変なところを見られてしまった(苦笑)。ここを通ると、よく迷うんですね。迷ったらGO!夕飯に買って帰りました!

 

県庁に戻る途中、元町商店街の中に行列が。モンブラン専門店で最近SNSでも見掛ける「くり松」だ。入店して食べるには整理券が必要のようだが、いま13時頃だが18時過ぎの案内になるとお店の人が言っていた。凄い…。