神戸の県庁。会派の役員当番。昨日の知事擁立検討委員会のことが読売新聞、神戸新聞で取り上げられている。その後、知事選に関連して外部の団体と情報交換など。

 

 
 
その後、医務課のG課長らから兵庫県保健医療計画の中間見直し案についてヒアリング。その後、議事課のK課長と緊急事態宣言後の議会運営のあり方について意見交換など。
 
その後、鳥獣対策課のM課長から施設新設計画の見直しについてヒアリング。また、捕獲された鹿の活用の観点からシカ弁当などを課のメンバーらと率先して食していると聞いているが、なんと今日の節分にあわせて「鹿恵方巻」なるものが販売されていると教えてもらう。

わたし、鹿については素人。実家近くで見掛けたのも県議になってから。しかし、恵方巻の由来や全国展開の歴史については知っている。たまにいつ始まったのかと疑問をSNS等で書いている人がいるが正解。正直、大阪の一部地域以外での歴史は20年程の話だ。

1998年の節分から全国展開を始めたのがセブン-イレブン。初めて予約販売を行ったときに私はお店で販売する側だった。東京のお客さんに薦めても、恵方を向いて巻き寿司を食べるなんて文化は聞いたことがないと言われたものだ。もちろん姫路で生まれ育った私も全く知らなかった(苦笑)。

いま多くのお寿司屋さんでも販売しているし、その新しい文化に竿を差すつもりもない。バレンタインのチョコレートみたいなものだ(笑)。今年はステイホームの影響で予約が相当多く入っているとの報道されている。いいことだ。

セブン-イレブンで最初に予約販売はかなり厳しかったが、今となれば懐かしい。毎年、恵方巻の話題が出ると思い出す。過去に何度か書いているかもしれない(笑)。
 
 
 鹿恵方巻をお裾分けしようと妹に電話すれば、既に買ったと。なんと疎いいもうとでも恵方巻文化が…。家に帰ると息子は学校で恵方がどこの方角で、巻き寿司を食べると聞いたとこれを食べた(笑)。セブン--イレブンは一つの文化を作った!


その後、控室である懸案事項について提出用の概観資料の作成。構図がはっきりとしている。強い気持ちをもって作成。お天道様は見ていると思う。控室職員が帰ってももう少し頑張る。


そうそう、緊急事態宣言が出され、営業自粛を要請した20時以降に銀座のクラブに行っていた2人の国会議員について昨日動きがあった。


先日の当日記で驚かないと記した方は、実際は後輩議員2人を伴っており、前途ある若手をかばっていたとの釈明もあった。すぐに永田町では噂になっていたそうで結果的に3人とも離党するという。これにはさすがに驚いた。

 
こうした対応はこの世界の中の受け止めとしては相当厳しい対応に映る。虚偽の説明はともかく、あとの二人もこれで離党なんだと。

厳しい対応となった理由は、もう一人の報道された議員が議員辞職を表明したからだろう。キャバクラ店などの領収書が政治資金に含まれていたことが報道され、問題に更に拍車をかけ、議員辞職となった。
 
しかし、週刊誌の初報だけでは、二人とも役職の辞任の表明もなかった。そう考えると凄い。国民の批判は予想以上で、役職を辞任してもなお批判はやまず、一人が議員辞職を選択すると、もう一人の方も観念した感じだ。
 
730人くらいの衆参国会議員のうち、週刊誌に掲載された関係の方が4人であって、これが全てかどうかはわからない。昨年の緊急事態宣言中に新宿の繁華街に通っていたことが報じられ離党した野党議員もいた。衆院選がこの秋までに行われる段階に入り、内閣や政党支持率が普段にも増して意識される。厳しい対応となったのはこうした背景もあるのだろう。

とはいえ、本当に辞職すべきなのは、明確に法に触れた人、悪い人が先だろう。少し前に大臣として職務権限がある中でお金を貰った人と今回の責任のとり方が同じって、本当にそれでいいのか。いいわけがない。

他にもまだ推定無罪なだけで何ら責任をとらない、より悪質な国会議員の方々…。今回の方がそうした方より先に責任をとるって。悪質の度合いが違い過ぎる。元のイメージの違いだけで…。

とはいえ、辞職して違和感が残るということを公言するのには躊躇する。辞めて国民に喜ばれる議員とは何なのか。それでもいうのは私がずれているのだろう。

国民の皆さんに自粛を要請している期間に銀座のクラブに行ったことは悪い。当然だ。しかし、その一点で国会議員を辞職すること、これがNoblesse Oblige (ノブレス オブリージュ)なのかと思う。最初に役職すら辞任しなかった対応からはそうではないだろう。次の選挙や他の議員への影響を考えてしまったからと見えてしまう。

また、今回の問題で国会議員の辞職を潔しとする雰囲気はないが、一度の過ちだけで優秀な人まで全部潰してしまうようなことはどうなのか。

重要なのに、リスクの高い職業、そうした観点で近年成り手不足に拍車がかかっていることは関係者なら皆感じている。

本当に悪い事をした人を成敗する。そんな世の中にしないといけない。本当に優秀な人ならばこれでジ・エンドってそれでいいのか。

今日、外で一人昼食を食べていると、店主とお客さんが会話しており、「兵庫県も緊急事態宣言が延長になるのは仕方ないが、協力金の支給時期も延長になるとうちは経営が相当厳しい。閉めないといけないかも」と店主が話していた。別頁で協力金は2/7までの分を先に申請を受け付けるとの連絡をもらって私は既に知っていたが、見ず知らずの私が人の話に割り込むわけにもいかず…。話していたお客さんが先に出て、お会計のときに店主にその旨を教えてあげた。「良かったです」と一言。苦しい業態の人は多いことを肌で知る。