月曜日ということで本来は定例の朝の街頭演説(2002年3月から始め、姫路駅前で18年行っている)だが、緊急事態宣言中ということで昨年の同期間に準じて自粛している。

 

神戸の県庁。会派の役員当番。控室で病院局から報告を受ける。このほか来客対応など。

 

その後、各会派代表者会議。新型コロナウイルス感染症対策調整会議。私は議会運営委員会副委員長の立場で出席している。今日は、金曜日に開催された県コロナ対策本部会議で決まった新たな対処方針等について説明を受けた後、質疑応答。

 

①確保している病床に空きがあるにもかかわらず入院待機者が800名弱いる理由、自宅待機者への支援策、特に一人暮らしの方への生活支援、②感染経路の追跡確認にかかるスタッフ配置の妥当性、即ち、神奈川県のように濃厚接触者の追跡を行わない可能性の有無、③ワクチン接種体制準備の現状、④感染し回復した人が再び感染した事例の有無、⑤葬儀対応(亡くなった方からの感染の有無)等について質疑等が行われた。
 

①確保病床は756床あるが、実際に運用されているのは690床程度であること。その理由の多くは入院患者の高齢化や重症化によって1人あたりの患者にかかる看護師等の数が増加しており人員体制の不足によるもの、宿泊施設や自宅待機者にDMAT(災害派遣医療チーム)や看護系大学教員等を派遣し、健康管理体制を強化すること②保健所の負担はあるが、市中感染の蔓延とはなっていない現状から現段階では濃厚接触者を追って感染経路を確かめていく方針は変わらない、③ワクチン対策課を本日新設し、県が担当する医療従事者向け優先接種(県内対象16万人、下記資料参照)の準備やワクチンの流通調整等を行う、④感染症対策室長がいくつかの事例を聞いているが、具体例として把握しているのは、感染し回復したが半年後に再び感染した患者が1人いるということ、⑤亡くなった方の体を動かすことで肺から感染する可能性のあるものが出てきたりするので密閉した納体袋から出すことはできない、等の答弁や説明があった。

 

①最新データ

 

現在のところ県内医療従事者16万にはファイザー社のワクチンが接種される見込み。-75℃のディープフリーザーと呼ばれる冷蔵庫の設置場所について県や市町で設置場所を検討中。

 

この他、県議会では、・2月定例会の議場コンサートは中止、改めて、感染防止対策の徹底について議長から注意喚起があった。