会派の班別調査2日目。神河町の峰山高原。なんと!雪!雪が積もっています!しかもパウダースノー。姫路から1時間もかからない場所なのに。凄いです!

地元の上野県議の雪中出迎え!


雪に驚いて自撮りしました(笑)。

ホテル「リラクシア」と4年前にオープンしたスキー場「ホワイトピーク」の指定管理者である㈱MEリゾート播磨の正垣代表取締役から新型コロナウイルス感染症の影響やGO to Travel キャンペーン、暖冬対策等について話を伺い意見交換させて頂きました。

「今年、当スキー場は開設4年目を迎えた。国内では14年振りの新しいスキー場開設だった。我々は全国でスキー場再生を得意とする企業だが、今年2月㈱MEリゾート播磨として分社化した。昨シーズンは暖冬の影響を大きく受けた上に、終盤はコロナの影響もでて1億5千万円を超える赤字が出た。

しかし、ここは冬だけではない。ここは標高930メートル。夏でも気温が上がらず避暑地となる。8月が最も観光入込客数が多い。今年はキャンプやグランピングの集客に力を入れた。WEB広告による集客もしてかなりの効果があった。冬場に向けて3倍の広告を打つ。






当スキー場は初心者向けのゲレンデ設定。都市部に近いから23時までのナイター設定をし、平日夜でも来るかなと考えたが実際は来なかった。なぜなら初心者向けだから。初心者に特化したスキー場ということを説明しないといけない。上級者から面白くないと苦情を聞くより、深夜帯に「上級者は来ないで下さい」とCMを打った。難しいスキー場は別にあると知らせることはメリット。

あと雪が降りすぎてもお客さんは来ない。交通がストップしたり、不便だと思われるから。ここはその意味では適している。

温暖対策だが、兵庫県の補助金を活用してガンタイプの降雪機を新たに10台導入した。計1,800万円。マイナス1度から雪に変わる。現在マイナス3℃。昨日から自然の雪も降り始めたが、この様子だと今週末くらいからスキーができると見込んでいる。

私自身、スキー場の経験は多いがどこのレストランも一番の売上はカレー。ここでは食も充実させたい。東京の、ばんからラーメンを昨年導入した。ラーメンがカレー抜いて1位。食も大切。今年も継続する。

全国のスキー場が停滞しているのは設備投資を怠ったことが大きな要因ではないか。中山間地域の事業のため広告を重視しない考えがある。また、国内はスキー場の数が多すぎる。数多くのスキー場の再生に取り組んできたが全てに成功してきたわけではなく半数程度。

外国人インバウンド観光客向けの無料講習30分を行っている。片言の英語だが、すぐにリフトに乗って体験される。県内の他のスキー場と一緒になって外国語パンフレットを共同で制作するなどの対応も初めている。インバウンド対策も重要だ。」

コロナ禍にもかかわらず、6月以降はキャンプやグランピングの分野で前年比で大きく売上を増やしておられます。昨日のGo to 休止方針でホテルのキャンセルもでて辛いと思いますが、目標を掲げて前向きな発言ばかりでした。凄いです。とはいえ、スタッフ不足はどうにもならないと。そこだけは嘆いておられましたね。昔のようにスキー好きの学生が長期バイトという時代ではないようです。


19日にオープン予定だそうです。


山を降りて播但線寺前駅までは20分程度でしょうか。そこは雪とは無縁の普通の世界でした。こんなに近くにスキー場がある!これは凄いことです!

その後、明石市内にある県自動車運転免許試験場、明石運転免許更新センター。



場長を兼ねる県警本部の横山運転免許課長から運転免許関係の総括的な説明を受ける。元議会担当調査官ということで突っ込んだ意見交換もできた。


コロナ禍で交通事故が減っていることがわかる。



高齢者に導入される運転技能検査について

マイナンバーカードと免許証の一体化についての詳しい情報はまだないという。

最後に高齢者講習で行われる認知機能検査について実際に体験。下記リンクの問題。記憶力が落ちていることを実感しました…。


終了後、I団長の車で旧知のM秘書に西明石駅まで送ってもらう。感謝。その後、姫路駅前。県立高校の修学旅行の実施について親御さんから言われる。実施してほしい派の親御さん。先月は実施反対の親御さんから連絡があった。実施の判断は校長に委ねられている。難しい課題だ。