昨日は朝の全国放送の読売テレビの「ウェークアップ!ぷらす」で、安倍前総理の「桜を見る会」の前夜祭を巡り、辛坊治郎キャスターが、検察がマスコミにリークしている感じがすると発言していた。

これまでとは違うメディアのルートで報じられていること、そのため大きく報じられていることは関係者ならすぐわかる。

そして今朝は元大阪府知事の橋下徹さんがフジテレビの「日曜報道 THE PRIME」で、安倍前総理は議員辞職もやむなしと言っていた。秘書が黙っていたか知らないが、国会での虚偽答弁は明らかなのでその責任について言及したものだ。

重い公職選挙法にせよ、軽い政治資金規正法にせよ、元東京地検特捜部の若狭弁護士のこれまでの見立てでは、恐らくは処分は軽いだろうが、いずれにしろ年内に方向性は決まるというものだった。

秘書に違反の刑事的な責任をとらせて前総理が報告を受けていなかったとして道義的なお詫びを年末にするといった責任のとり方が一般的に予想される姿だろう。昔は「秘書が、秘書がと」よくある話だったし、年があけると気分も変わる。

全くあり得ない話だが、私が安倍総理の参謀なり、側近なりの立場なら、橋下さんがいうような議員辞職を提案するかもしれない。

総理大臣の職責、その答弁の重さは「綸言(りんげん)、汗の如し」だと。

そうすると、安倍前総理はいつか3度目の日の目を見ることになる可能性がある。衆議院の任期はあと1年を切ってきた。バッジを外したからと言って検察が本人に行くこともなかろう。選挙区で彼に勝てる人はいない。実害はない。

そうすれば、禊を済ませたと自ら言わずとも日本人はそう思う。この夏の突然の総理退任により支持率が上がったことを日本人の特性だと捉えたら、この責任のとり方は、潔しと映るだろう。

潔しは日本人にとって最も好かれる人物像だ。そして、本当にそうなれば「無敵キャラ」になるかも知れない。

と想像してみる。

選挙に強い人は様々な責任のとり方ができるということ。私が無敵キャラの誕生を望んでいるわけではないことを念の為、申し添えておきたい。

昼食は昨日の夜のたこ焼きの残り。これは私がつくったものがほとんどだが写真を見ても下手だ。自宅でのたこ焼きづくりは家族でワイワイガヤガヤ。楽しいものの、味や食感などお店でプロがつくったものと比べ物にならない。ここまで味に差があるものはないかもしれないというほどお店のたこやきのほうが美味しい(笑)。