神戸の県庁。本会議。一般質問2日目。昼休憩時にK副知事らから説明を受ける。

その後、国保医療課のM課長らから国保制度の見直しについて説明を受ける。国民健康保険は県が保険者になり、県単位での保険料率の統一をはじめとした運営を目指す方針となった。

私からは国保保険証の氏名にフリガナ記載のない自治体があること、子どもの名前に一般的な漢字の知識では読めない名前が増えていること、小児科などで保護者から呼び名の誤りを指摘されてトラブルになった事例も現場の方から直接聞いたことは本会議で取り上げたので問題意識はもってもらっている。県内では記載している自治体もある。こうした機会を契機にシステムの見直しなどを行うべきだと改めて伝えておく。

読みにくい名前はどんどん増えている。臨床検査などの本人確認はフルネームが基本。複数チェックの観点からも保険証のフリガナは無駄にならない(マイナンバーカードを保険証として使えるようになるようだが同じ問題が起こる)。

読めない名前。医療現場の話以外にも、小学生や中学生の表彰式で名前が読めなかったり、間違ったりする光景を目にしている。校長が後ろを振り返って名前の読み方を確認するという光景。付箋でフリガナをつけて対策をとっている場合もあるが、それでもトラブルは結構ある。名前は人に読んでもらうためのものか、親から子どもへの最初のプレゼントという話もあるが、今は子どもに多い話だが、いずれ全世代の話になる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b52be92f9256b73b022da2e5f345f7ea6928e8c3

故 奥田敬和代議士の地元、石川一区は金沢市選出の金原元石川県議が亡くなったとの報道。1993年に奥田先生が宮澤内閣の不信任案に賛成して自民党を離党し、二大政党制を目指した頃。私が奥田事務所の末席に加えて頂いた時だが、金沢から金原県議が上京するという話が何度もあった。衆院選の地元対応や中選挙区時代からのライバル森喜朗代議士との全面代理対決となった1994年の谷本知事候補の擁立の対応が案件だった。あの知事選の勝利は凄かった。

奥田先生とは2学年しか変わらず、事務所の対応も系列議員といったものではなく先生の同士といった感じだった。奥田先生亡き後も石川県政会派「新進石川」をつくるなど非自民で筋を通された。矜持だったと思う。

昨年の統一地方選挙には出馬されず、県議12期を務めて引退されていたようだ。ご冥福をお祈りしたい。


東京証券取引所のシステムがダウンし、全ての取引が終日出来なかったそうだ。中国化する香港に代わってアジアの金融ハブの地位をしめたいとする東京だが、これでは世界でそうした発言をするのもしばらく憚られるだろう。情けない。