親族宅で話し合いのあと、妹Rから自宅前の溝に沢蟹がいるとの話。


私の子どものころはいましたがまだいるんだ(笑)。


その後、息子とトンボとりへ。実家近くで赤とんぼの一つとされる「ナツアカネ(夏茜)」をゲット!!


アキアカネとよく似ていますが、アキアカネはいま私の実家近くにはいません。胸の模様からナツアカネと判断できます。


ここ数年、このあたりでトンボとりをしていますが赤とんぼと言われる種をみかけること自体がまれです。
 

先日、神戸新聞の記事に童謡「赤とんぼ」の故郷、播磨龍野でもアキアカネ(秋茜、赤とんぼの代表格)がかなり減少しているとの話がありましたが、アキアカネほどではありませんが、ナツアカネの個体発見にも心躍りました。
 

赤トンボの里復活へ弾み アキアカネの自然羽化に成功(神戸新聞)

https://www.kobe-np.co.jp/.../202007/sp/0013469758.shtml

 

いま姫路の平地で夏から秋にかけて群れをなし飛んでいるのは、ほぼ「ウスバキトンボ(薄羽黃蜻蛉)」ですね。赤とんぼと間違っている人も多いようですが、赤とんぼではありません。オスもメスも黄色ですね。


旧来から秋に飛んでいる赤とんぼ、アカネ系統とはまた違ったホバークラフトのような飛び方。東南アジアなどから飛来できる長距離・長時間飛行可能な薄い羽根をもった体躯で、ほぼ宿り木することなくずっと飛んでいます。


夏の甲子園の中で後半戦、大量に飛んでいるのはウスバキトンボです(交尾・産卵を繰り返しながら北上し、冬には日本で死滅します)。

 

その後、西播にいったときに網を持っていって、佐用町あたりで、初の「ネキトンボ(根黄蜻蛉:羽の根元が黄色だから根黄。図鑑で調べると和名は面白いですね)をゲット。





アキアカネ減少の理由とか興味深い話もありますし、これから色んなところに出掛けたらトンボとりをしようかなと改めて思った連休でした。

※なお、とんぼは全て写真を撮ったあと現地でリリースしています。
 

昼食は姫路グランフェスタ内のタコピィでたこ焼き。