河野太郎氏が総務大臣内定と報道されたあと、正式には行革担当大臣に指名された話。今朝の地方紙各紙は、族議員らが人事へ介入し、人事が変更になったと書いているようだ。
 
誤った情報を報じた通信社などが自らの間違いを認めたくないため追加でつまらない話を流している。特定の社が同じミスをしている。同じ情報源なのだろう。
 
通信社は地方メディアなどに多くの顧客を持つ。誤りの影響が大きい。謙虚に誤りの原因を説明すべきなのに、言い訳に終止しているのは問題だ。
 
しかも「族議員」の人事への介入をあげている。河野氏を電波法の所管大臣である総務大臣にして、携帯電話料金の値下げを直接担当させるつもりだったのに、それに反対する「族議員」やしまいには二階派が介入して人事を変更したとか。
 
現段階で電波行政や通信電話会社を守る族議員が菅人事に介入できるはずがない。党役員の中の族議員を知っているが、そんな力自体がない。
 
しかも総理が、いの一番の政策として携帯料金の値下げをあげているのに、極めてニッチな分野にわざわざ河野大臣をそれだけのためにいれるのか。
 
携帯の話は菅総理の限られた専門分野。他人の力を借りたりする必要自体がない。菅さんが配慮しなければならないような強力な族議員がいて、おまけに人事にまで介入できるなんて分野を総裁選の第一の公約にするわけがない。
 

https://www.j-cast.com/2020/09/16394581.html

 

 

 

 

 

 
報道する側にも勇み足はある。当たり前だろう。間違いもある。誰にでもある。失敗したときに、それを謙虚に認める姿勢が報道する側にはより必要だと思う。そうでないと、権力を批判するペンが力を失う。
 
こう書いている中で既に河野行革大臣が自由に動き始めている(笑)。動きが早い。行革担当にしたことによって総務省はもとよりあらゆる省庁の事務に手を付けることができる。
 
今回のことは、間違ったときの謙虚さという点で、私も他山の石としたい。