早朝起床。コロナ以降、夜遅く寝て朝早く起きるという傾向がある。起きるというか起きてしまう。睡眠時間が減っている。昼寝はしていない。議会での居眠りもない。ただ強いお酒を飲みながら寝落ちすることはある(苦笑)。

テレビをつければ基本的にニュースを見ている。今日も朝から総裁選のネタだ。

先に、角さんこと、田中角栄元総理が語った総理総裁の条件について紹介した。追加で紹介すると、角さんは総理になる前に、外務大臣、大蔵大臣(現 財務大臣)、通産大臣(現 経産大臣)のうち2つ、自民党幹事長や政調会長・総務会長の党3役の経験が必要だと言ったと記憶している。その中でも、とりわけ大蔵大臣、外務大臣、党幹事長が重要3ポストだと。

菅さんは重要3ポストはおろか角さんが挙げたいずれのポストの経験もない。秘書出身は角さんの頭の片隅にもなかった。角さんの話は、もう使えなくなる…。

とはいえ、もし菅さんが従前から総理を目指し、その準備期間が長くあれば、いずれかのときに、外交を経験させてほしい、つまり外務大臣をさせてほしいと言ったかも知れない。秘書や地方議員、総務大臣、官房長官、いずれも基本的には日本人を相手にする仕事。欠けているのは外交だ、と思うのが自然だ。

金融や産業政策はアベノミクスの継続で済むかも知れないが、こと外交については安倍さんの個人的な資質によるものが大きいため、安倍路線継続だけでは説明がつきにくい。菅さんの自身の外交分野の考えもわからない。国会の委員会、党部会や政務3役の経験もないようだ。過去に外交政策の発言がほとんどないのでメディアもそこを聞く。

安倍総理と誼を通じたきっかけは北朝鮮の拉致問題だと回答していた。北朝鮮問題が重要であることは間違いないが、外交の中心の話ではない。他の外交については、安倍総理と外国首脳の会談に同席したとか、アメリカに一度行ってペンス副大統領と会談したとか。これまでの話だけでは、外交分野には詳しくないと見られるだろう。

産経新聞ワシントン特派員の古森氏がリンクのような話を書いている。

トランプ大統領やプーチン大統領と個人的な人間関係を築いてある意味での取引に持ち込もうとした安倍総理の真似は出来ない。新内閣では外務大臣に河野太郎さんを就任させたり、茂木大臣を留任させるなど、外交はこれまでの路線で一任的に任せるのではないか。

そうそう、河野太郎さんと言えば、解散総選挙に備えてコロナ禍ではあるが活動の再開をすると言っていた人と昨日話した。選挙になると個人演説会などの集会が出来ないなとか色々言っていた。ただでさえ有事の際の選挙は現職が有利だし、活動がどの陣営でも制限させるのだから新人に有利に働くものは何もない。

加えて、彼は新内閣の人選で河野太郎官房長官、小泉進次郎さんを重要閣僚として起用して内閣支持率を上げ、そのまま解散すれば現有10議席減程度で収まるのではないかと言っていた。河野さんといえば、昨日、米シンクタンクとのネット公開会議で流暢な英語を使いながら10月の解散総選挙を明言し、早くも今日そのことを反省していた(笑)。

現職閣僚が総理専権と言われる解散やその時期を明言するのは通常はありえない。いまの総理は安倍さんだし、次の総理も決まっていないので、今なら誰に遠慮する必要もないと考えたのだろう。シンクタンクへのリップサービスのつもりだろうが、菅さんが自分と同じような固い官房長官がほしいと考えるならば河野官房長官は任命しないだろう(笑)。大臣就任の可能性があるころからかつてのブログを削除したり、テレビタックルなどでの自由奔放な発言を封印して危機管理をして重責を受けても大丈夫と行ったイメージ形成をして更なる高みを目指しているが、ツイッターの本人更新を続けるなどリスクが高い。かつて官房副長官を務めた加藤厚生労働大臣なら卒がないのではないか。

しかし、今の野党の状況で現有10減という彼の予想には驚いた。

減どころか逆に増やしそうな気もするが、そうではないと。野党統一候補になると小選挙区の票が割れず、野党候補が逆転する選挙区が前回より増えるということらしい。

安倍政権のまま解散したら60議席減となっていたところを10減に留めるならば求心力は高まるだろう。50人の命を救ったのだから。陣営を引き締めるための発言かもしれないが…。

ちなみに新野党は従来の立憲民主党の枝野さんが代表選挙で勝利し、党名も立憲民主党となった。従来の国民民主党の方は、新党に行かない国会議員は分党し、改めて新しい政党を立ち上げ、代表に玉木さん、党名は従来と同じ国民民主党となった。いずれの政党も党名、代表ともに全く同じだ。

国民の皆さんに今回の一連の動きはどう映るだろうか。

神戸の県庁。県議会産業労働常任委員会の管内調査(神戸・阪神地区)。コロナ禍ということで、日帰り。調査箇所を県民局や県民センターに限定するという措置がとられた。

神戸県民センター、阪神北県民局、阪神南県民センターの順で所管事務調査が行われた。産業労働常任委員会の所管分野では出先機関に委ねられていることはそこまで多くない。特段の問題はなかった。

貸金業法に基づき県に営業登録をしている事業者のうち、「個人」の資格のところがいくつかあった。大学時代の奨学金に始まり現在に至るまで長らく借り入れと付きあい、現在も返済を続けているが、個人からは借り入れたことがない。

経験がないので竹内力さんのイメージしかわかない。実情を聞いてみた。屋号をもって営業をしている個人事業主というのがわかりやすいと。掛けられている看板は個人名ではないということだ。勉強になる。








以上、神戸県民センター






以上、阪神北県民局


以上、阪神南県民局センター(場所は尼崎商工会議所)

昼食は宝塚で私の知人が支配人を務めるチェーン店だった。偶然。サービスしてもらった。感謝。