一昨日、県のY病院事業副管理者とA病院局長が控室の私のところに来られ、下記のような報告を受けた。

6月議会において議決した県議の期末手当や政務活動費などの議会費削減により捻出した財源を活用し、県立病院に紫外線UV照射ロボットを導入することとしたと。

コロナの消毒の重要性やその負担については記者発表資料にも触れられている。

「現在、県立病院では、新型コロナウイルス感染症患者の退院後の消毒について、看護師等が1部屋約1時間かけて清掃しており、肉体的・精神的にも大きな負担となっています。

 本機器の導入により、短時間(5分/回)での室内消毒が可能となるなど、県立病院の院内感染対策として非常に有効な機器であり、県議会のご配慮に感謝するともに、県民の命を守る最後の砦として使命を果たしていきたいと考えています。」


 このコロナウイルスなどを短時間で殺菌するロボットは医療機器メーカーのテルモが取り扱っていますが、1台3,000万円とかなり高額なため、通常の病院予算では購入が難しく今回の財源で購入されることになったということです。

対象は粒子線・陽子線センターを除く県立9病院。予算は3,000万×9台 = 2億7,000万円。財源は、議会費削減で1億円、国の地方創生臨時交付金で1億7,000万円となります。

これまでも兵庫県議会では県の財政難による行革を考慮して12年間報酬カットを続けていますが、こうした方法で使途が明確になるのは初めてのことです。実は個人として使徒を明確にするべきだと議会の予算委員会などでも発言してきました。良かったと思います。



記者発表資料





昼食は自宅に帰ってミートソーススパ。