過日、住民の方からマイナポイントについて質問があり、よく知らなかったので調べてみる。
マイナンバーカード保有者が電子マネー事業者等を登録し、2万円以上買い物をすると5千円(ポイント)分が給付される制度という。
昨年の消費税増税の際に導入され、6月末で終了した「キャッシュレス・ポイント還元事業」と似ている。確かキャッシュレス・ポイント還元はクレジットカードや電子マネー等で支払った分の5%が後で還元されるとのことだったが逐一詳細を家計簿に付けているわけでもないので、還元されたかどうかなんてわからないがと思っていた。先月末にあるカードのポイントがたくさん入っていたので調べてみると3月の車の車検をクレジットカードで払ったのだがその分の還元だった。
昔、先輩の地方議員に聞いた「一昔前は地方議員だけの立場では(非常勤のため審査に落ちて)クレジットカードも作れなれなかったんだよ」という話を思い出した。カードで払ったら還元がある。カードとか持ってなくて現金で払ってたら恩恵はなかった…。というか車検も対象だったんだ。驚いた。
そう言えば、コロナ対策としてのパソコンやタブレットもそう。持っている人を前提とした制度設計が増えてきた。
マイナンバーカードを持っていてメリットを受けられるし、導入に向けた飴の施策を否定しないが、作れない人のことも誰かが考えておかなければならない。
話を戻すとマイナポイントは事業者によって特典が大きく異なる。比較してみたがいまのところ一択だろう。