先週末に続き自宅パソコンのスペック変更。今日は心臓部であるCPUの入れ換え。ソケットが同じインテルのPentium-G3220からCore-i5-4430へ。いずれも2013年の製品。4430は中古市場で定価の4分の1ほどの約4千円で売っていた。最大の違いはコア数が2→4になること。単純に言うと計算が並列処理から4倍処理になる。エクセルを使って複雑な関数などの計算をする場合などに差が出る。速度(クロック数)は同じ3Ghzなので変わらない。

 

Intel-Pentium-G3220-vs-Intel-Core-i5-4430(ベンチマーク比較)

https://cpu.userbenchmark.com/Compare/Intel-Pentium-G3220-vs-Intel-Core-i5-4430/1967vsm1920

 

CPU背面。中古品のため見た目はよくないですね。コスタリカで作られたもののようです。
 
CPU表面。貴金属が使われているため、リサイクルした場合、一定の価格で引き取られるとか。
 
先週に続いて筐体をあけ
 
CPUクーラーを外して
CPUソケットを見つけて交換です。CPUは働くと発熱するそうで、高温は大敵とか。画像左上には少し大きなアルミ製のヒートシンクが見えていますが、こちらとCPUの接するところに専用のグリスを塗って冷却ファンとの伝導状態を高め、排熱効率をあげると良いらしいです。過日扇風機には医薬用のグリセリンを使いましたが流石にここには専用のグリスがいりますね。
 
ちなみに別の壊れたノートパソコンを開けてみました。CPUを直接冷やすための大型ファンやヒートシンクを置くスペースがないことから、排気口近くに小型ファンをつけて放熱フィンを冷やし、熱伝導率の高い銅線をつないで離れたところのCPUを冷やして排熱する仕組みですね。いくらノートパソコンの性能が良くなったとはいえ、これは非効率で排熱関係に関しては物理的にデスクトップには叶いませんね。ノートパソコンが熱くなるのはCPUの排熱が不十分である場合が多いようです。フィンについた埃を掃除するだけでも排熱効率はあがるとか。
 
CPUの交換完了
 
パソコン筐体を閉めて再起動。先週に続いてということで時間もかからず慣れたもののはずでした…。
 
とはいえ、電源は入り、起動はするものの、あれ画面が変わらない…。まさかの不良品?。評価の高い中古業者だけにまさか。もう一度、筐体をあけソケットの装着を確かめるとなんと、接触部分に汚れが!CPUに古いグリスのカスのようなものがついていたようです。
 
ソケットに付着していたカスを柔らかめの歯ブラシと掃除機で取り除き再装着。無事、起動に成功しました!
 
新CPU、ちゃんと認識されています。SSDで立ち上がりも速い。とはいえ、サクサク動きません。メモリも倍にしたのに思ったほどではないということで調べてみると、多くのプログラムがバックグラウンドで動いてメモリを食っていました。多くがWindowsの10のプリインストールアプリ。再インストールしたので、メーカー指定の初期状態で色んなアプリが全て起動ないし通信する設定になっていました。これでは動きが重いはずです。スマホと同じく止めてしまわないと駄目ですね。
 
削除したり、止められるものは全部止めてかなり軽くなりました。そうして集められた情報はビックデータやターゲット広告などとして収入になるんでしょうか。スマホだけでなくパソコンもこうしたところがかなり進化しているようです。驚きました。ということで最終的に事務所パソコン並に快適に使えるようになりました。
 
昼食は別所のトライアルで売っていた牛テールとスジ肉を煮込んでつくったスープでつくったラーメン。同級生のお店 花田のテールスープやテールラーメンが美味しいので真似して作ってみました。手間がかかりますね。仕込みが大変なのでいつもあるわけではないのがよくわかりました。