今朝の神戸新聞に県議会の新常任委員長らの名前が掲載されている。議運委の紹介もあった。



神戸の県庁。産業労働常任委員会。一昨日、選任された新しい委員による第一回委員会。


まず委員や産業労働部・労働委員会事務局の幹部職員の自己紹介、主要事業の説明など。


その後、第一回の閉会中審査は産業政策課所管分。本県経済の概況やコロナ対策の取り組みについて説明を受けた後に質疑応答。休業要請に応じてくれた事業者向けの経営継続給付金の支給事務が5月中旬のピークから少し落ち着いている状況や5月7日以降も追加要請に応じてくれた事業者の手続きの方法等について説明があった。

 

私からは直近の5月のデータで前年同月の34件の倒産を大きく下回る10件となっている背景、コロナ対策、裁判所との関係などについて質問。上場企業で倒産(民事再生法申請)したのはレナウンだけという状況だが、本県でも倒産件数だけを見ると決定的な影響は少ないということになるが…。一方で中小企業向けの制度融資など資金繰り支援がかなり大きな効果を挙げているのは確か。とはいえ、これは資金ショートによる倒産を免れているだけ。融資の拡充はなされているが、この間に売上の回復が見込めないと厳しくなる。

 

3月の本会議の質問の際に、本県の制度融資、預託金方式、金利、貸倒率などについて調べた。本県の制度融資制度は他府県に比べて利率・保証料率は低く抑えられ、優れている。ただし受けられたらということにはなるが…。

 

こんな状況が長く続けば持たないだろう。


午後、各会派代表会にかわる兵庫県議会コロナ調整会議。

 

県として新たな対処方針を策定したことにあわせて、県議会の対応方針を変更。議長の危機事案の宣言解除に加えて、「不要不急の外出の自粛」を削除した。少しずつもとの生活に戻さないと本当に倒産が増えてしまう。

その他、播磨臨海地域道路の国への要望会を実施するに当たり、上京せず、「オンライン」で実施するとの連絡。驚いた。コロナ後、陳情や要望のための上京は減る可能性はあるだろうか。昔気質だと、熱意がないとなるのだが…。

 

昼食はディーディータイフードでガバオライス。