神戸新聞一面トップで県の補正予算案の内容が報じられる。中身は具体的かつ肝となるであろう部分が掲載されている。通常、予算は報道される前に取材などの準備が必要なため、紳士協定で事前に報道機関側に資料等を配付し、後日の報道解禁日を設ける(業界用語では「縛り」という)のが一般的だが、今回の報道は縛り前のもの。紳士協定を破っているものではない。メディアとしてはスクープに該当するものだ。あくまでメディア側の立場に立てばということだが…。

朝から同僚議員から神戸新聞記事についての問合せが執行部にあった。他会派でも同様の問合せがあったようだ。説明前だけに驚いて当然だろう。

神戸の県庁。控室で会派のU幹事長と打合せ。その後、補正予算案の情報管理について担当幹部に抗議。国会では同意人事が事前に報道された場合、その人事案については審議しないというルールが出来た。情報管理が徹底されないと最後はそうなる。良くない話だが敢えて記しておきたい。

朝刊を見て自分も驚いたと幹部は話したが、それはともかく、今回のことに意味があるかどうか、私的には訝しく思っている。メディアの立場からは意味があるが、行政側としてはほぼないと言えるから。現場が怒られるであろうことを敢えてするだけの意味がよく分からないということ(他にこうしたことが行われる場合の経験はあるがここではやめておこう)。

その後、6月議会を前に質問者等と打合せ、住民からの陳情など。

その後、姫路へ戻る。安田の姫路市役所。市議会市民クラブ控室。6月議会初日を迎え、正副議長選挙が行われ、4期のI市議が副議長に就任したということでお祝い。会派のK会長から他会派との交渉等の経緯を教えてもらった。前日の差し入れが竹内からなかったなとの冗談も言われた(苦笑)。議長選挙は前日に決まるという姫路市議会の伝統は今もずっと続いている。



昨日報道されていたケーキが市役所ロビーに飾られていた。良い話だ。

アイシングクッキーの寄贈について(食パン専門店 Les 3 boules) | 姫路市アイシングクッキー寄贈についての記者提供資料のページリンク姫路市

 

その後、大学時代の同級生であるYくんが仕事のため姫路に来たというので会いに行く。この間、コロナ対策で街に出るのを自粛していたので2ヶ月半振りくらいか。



彼とは政治学科1、2年生のときのクラスが同じですが、今やある企業の執行役員兼営業本部長。国内のみならず世界を飛び回ってます。仕事の話や同級生の話、彼が所属したゼミ出身の国会議員の話、コロナ対策の話や家族や子どもの話などもしました。これからの世界で生き抜くために日本の子どもたちが学ぶべきこと、恵まれた時代はいつまでも続くわけではないという話、食べ物を大事にすること、雑草魂…。私も彼も奨学金を借りて大学を卒業し返済したという共通項がありこの点は特に我が意を得たりという感じでした。そうそう、最近のコロナ太りも同じでした(笑)。