今日は兵庫県議会新型コロナウイルス感染症対策調整会議があり議会運営委員会の副委員長として出席しました。緊急事態宣言の延長を受けた兵庫県の対処方針の変更点などについて担当局長から説明があり、その後質疑となりました。


5/4に安倍総理から緊急事態宣言の延長が発表されましたが、実際には今日5/7が延長初日です。とはいうものの質疑は大阪府の出口戦略などについての職員間の情報共有などにかかる話が出るなど大阪の関係の話が中心でした。

大阪府が公表した基準では大阪は既に緊急事態を脱している感じです(当日夜の報道ステーションの資料)。


一方、昨日の日経新聞の報道ではコロナ陽性者の自宅待機者を減らすよう国が方針を出していますが、東京や大阪などではホテルなどに行かず、自宅療養が高止まりしたままです。全国で2000人弱。しかもその自宅待機者らを含めて入院以外は14日後の陰性確認としてPCR検査を不要とすることも可能という国の通知なども明らかになっています(この点は陽性患者自身が検査なしで驚いたという話が出ています)。

新型コロナで自宅療養、宿泊施設の2倍超 移行進まず(5/6日経新聞)
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO58794080W0A500C2CE0000





これらの点について兵庫県の実情について私から質疑しました。兵庫県では、自宅待機はゼロのままで、病院やホテル療養から戻るためにはPCR検査の2回の陰性を義務付けているとの答弁でした。


他の議員からの質問でも、これまでの県下1日最大の陽性判明数42人が仮にこれから10日連続発生(ありえないことですが)しても大丈夫なように療養施設の確保もできていると。安心しました。

報道では自宅療養の多い自治体だけが明らかになっており、全国全ての数字が出ていないので兵庫県で自宅療養が何百人もいると思われるとまたぞろ自宅療養者についての風説が流れます。そういうことをしっかり対応しているのだったら県民の皆さんに公表しないと駄目でしょうと担当局長に厳しく言っておきました。

明日から公表資料にそうしたことも明記されると思います。ちゃんと仕事をしているのは現場の人を知っているのでわかります。発信力が乏しいこともわかっています。みんなで頑張ろう。