早めに神戸の県庁。各会派代表者会議。5月以降の議会対応について協議。例年通りクールビズも決めておく。

その後、議運委。大会議室を活用し、席間隔をあけ、窓も開け、3蜜の状況をつくらないように配慮して開催。24日の臨時議会の提出議案の趣旨説明。コロナ対策の補正予算のほか、県税条例を改正しての徴収期限の延期、新電力事業者との料金値上げをめぐる訴訟沙汰の控訴についての専決処分の説明。

令和2年度4月補正予算(緊急経済対策)(案)
https://web.pref.hyogo.lg.jp/governor/documents/g_kaiken20200420-1.pdf
24日に一気通貫で審議予定。

その後、会派の幹事会。その後、議員団総会。臨時議会の登壇者決定のほか、議案態度の確認や各種報告など。週末を挟み一転して大阪府とほぼ同様の休業事業者協力金が支給できるようになった理由は私から説明。結果は得たが、知事の最終判断に関与した以上、その責任も重くなる。6月以降の新議会体制について、常任委員会委員・正副委員長職の会派内割り振り、(正)文教・産業労働、(副)農政環境が割り当てられる見込みについて協議。

その後、各会派政調会長会。コロナ対策にかかる国への要望事項を網羅的にまとめる。全会派で合意、提出者として署名。

その後、総務常任委員会。県のコロナ対処状況について説明を受けたのち質疑。私からは感染拡大防止のための県職員の在宅勤務の状況について確認。警察職員や健康福祉部の担当部局など在宅勤務対象外の職場を除いて、直近で50%を少し切る40%台の出勤率という答弁だった。コロナ対策の担当部局等の方の勤務は在宅というわけにはいかないが、在宅勤務が可能な部署やテレワーク環境の通信設備の補正予算も計上されているので、この機を捉え、テレワークの導入を進めてもらいたい旨要望。その後、24日の臨時議会で付託予定の補正予算等について説明を受ける。

 

委員会終了後、同席していた財政課のK新副課長に記者発表の際などで予算総額3,916億円という数字が独り歩きしないよう発表の際に気をつけてほしい旨伝える(約3,900億円の予算のうち大半の3,591億円は中小企業への制度融資の融資枠を1兆円に拡大するために行う県信用保証協会への預託金で、年度末に精算されるものである。経済対策の真水とはならない金額である。制度融資の方法には預託金方式と利子補給があり、預託金方式では予算額が桁違いに大きくなるため、他府県との比較に留意が必要という観点)。夕方のニュースでは3,900億円が大きく取り上げられていた。まあ仕方のないことだが…。

その後、県警の元議会担当調査官で、今春運転免許課長となったYさんからコロナ罹患の状況や運転免許更新の再開見込み等について話を聞く。

その後、会派のU幹事長と重要案件について話す。「後るれば則ち人に制せらる(人の制する所と為る)」。紀元前100年頃に書かれた司馬遷の『史記』項羽本紀の「先即制人、後則為人所制」の後半だが、危機管理の要諦だろう。今回は先んじても制すことはない。給付金同様、遅れをとったとき、その傷は大きいということだ。