朝、テレビをつけると元阪神・日本ハムのプロ野球選手 片岡篤史さんが新型コロナウイルスに感染し入院している様子が流れていた。自らのYouTubeに配信したという。ベッドで鼻から酸素注入を受けている様子だったが、かなり苦しそうで驚いた。以前、少年野球向けの野球教室にコーチとして来られていたときにお会いしたことがあるが、大柄でいかにも元気といった感じだった。まだ50歳とお若い。この病気はやはり怖いと感じた。

 
また、国の専門家会議のメンバーの北海道大学大学院の西浦教授が会見されている様子も報道されていた。特に対策を取らない場合、42万人が死ぬという。重篤な患者が85万人でて、このうち半分の42万人が死ぬからという。また感染を短期で収束させるためには人との接触を8割減らさなければならないという。7割減でいいというのは自分の意見ではなく、政治の話と堂々と批判していた。国のコロナ対策の理論的支柱はこの方。政治の側は、その理論に頼りつつも、独自の発信などに手を焼いているのが透けて見える。政治の側の苦労もわかるだけに判断しかねる。
 

県警本部から、コロナ感染症対策として、運転免許更新業務等の休止を明日16日から始めることの報告。私自身も講習予定が入っていたがキャンセルとなる。再開は未定。詳細は下記リンクから。

 

運転免許更新業務、学科試験・技能試験の休止について

https://www.police.pref.hyogo.lg.jp/corona/index_akashishikenjyou.htm#koushin1

 

私からは警察業務に関連して住民の方から早期解決となったことの御礼があったことを報告。桜の代紋は健在だった。感謝。


アメリカのトランプ大統領が感染拡大防止施策を適切にとったか検証するとしてWHO(世界保健機関)への拠出金を停止するとツイッターで明らかにした。コロナでパンデミックとなっているときに世界一の拠出金を出しているアメリカがそれを出さないというのだから大変なことだ。アメリカ国内の感染者や死者数が世界一となったことの批判をそらす意味もあるという話もある。とはいえ事務局長の中国への過度な肩入れ等、その政治的スタンスは明らかに不自然で、世界でも疑問視されてきた。

 

過日、台湾のWHOオブザーバー入りを求める国への意見書を兵庫県議会でも全会一致で議決したが、WHOの姿勢を疑問視したからでもある。世界保健機関にそんな目が向けられる事自体が問題だろう。昔、WHOと言えば、アフリカ等の飢餓や疫病で苦しみ人や子どもたちを救っているというイメージを持っていた。今もそうした取り組みを現場でしておられると思うが、今回のことで明らかにイメージが悪くなったと私は思っている。

 

ちなみに兵庫県は国とは別に神戸市などとともにWTO神戸センターの運営資金を拠出している。

WHO神戸センターへの支援(兵庫県HP)

WHO神戸センターHP

 
夜、テレビ朝日の報道ステーション。冒頭、昨日と変って、キャスターが自粛や感染防止を呼びかけながら発熱後もテレビに出続け、番組スタッフ等も自宅待機となっていることについて、お詫びのコメントがあった。昨日の軽い説明の入り方には相当強い批判があったと思う。初日にこれができなかったのは残念。間違ったときは謙虚にならないと説得力がなくなる。こういう番組は特にそうだと思う。一日で修正できたのは良いこと。
 
今日は困っている方のご意見等を直接受けたほか、ネットを経由しての話も。終息時期を問う人多く、兵庫県の財政はよくないと知る人ちらほら、また私にも覚悟を求める方が2人。

会派役員との情報・意見交換は逐次ラインで。やはりいま最も気になるのは他府県の休業協力事業者への支援策。明らかに非常時である。今日の会見では知事の弱気な発言も出ていたようだが、減債基金は無論、県債管理基金の活用も視野に入れ、思い切った対策を打つべきだ。来年、隣の芝生は青いでは済まなかっとわかったところで後の祭りだ。