神戸の県庁。会派の幹事会。旧役員としては最後の会議。金曜日の県新型コロナウイルス対策会議による学校再開方針の決定を受けて週末に懸念する声を複数頂いたが他の議員も同様だったようだ。県が決めると右へ倣う市町もあり、小中学校も同じ対応を取らざるを得ないので県に方針を改めてほしいという連絡もあった。

 

協議の結果、県教育長に対して当面の休業を申し入れをすべしという結論に達する。文案を政調会長の私がつくりなさいということで検討していたところ、他の会派にも同様の動きがあり、自民、公明と3会派で緊急に申し入れを行うこととなった。

 

申し入れの宛先は、会派案の教育長ではなく、知事と教育長に。実際にも知事に申し入れることとなった。この間の学校の休業・再開の決定について、法律上は教育委員会に権限がある。もちろん、教育委員会を現実に開催して休業等を決定している自治体もあるだろうが、常勤の教育長をのぞき教育委員は非常勤であることから、急な方針変更に対応するのは難しく、持ち回り開催による決裁をしている自治体も多いだろう。また、報道を見ていても思うが、多くの都道府県で休業・再開の判断は知事が判断し、教育委員会に指示していると見られる。教育委員会制度は理想だが、こと非常時、教育以外のことも考慮しなければならない場合において、執行機関としては正直しんどい。こうした課題はまた平時に議論されるかもしれない。

 

ということで会派のU幹事長、他の2会派の幹事長、政調会長とともに知事室。不在の知事にかわってK副知事に緊急申し入れを実施(別頁)。

 

その後、会派の議員団総会。冒頭、議会事務局のH事務局長から人事異動の報告。課長以上は全員留任。新たに政務活動費等審査室長となったOさん、会派担当政務調査員両名のお披露目がなされた。

 

 

その後、事後になったが、会派議員に対して緊急申し入れ実施を報告。異論はなかった。その後、過日、会派の幹事長選挙を実施したが、その他の役員について、幹事長経験者らで協議された新役員案が提案される。満場一致で承認される。

 

不肖 私も引き続き政調会長を務めさせて頂くことに。昨年度は久々の役員就任ということで感覚も鈍く、俗に言うキレが悪かったと思う。昨年、私に役員を受けるよう言った人にこの程度かと思われないよう2年目はもう少し皆さんのお役に立ちたい。

 

その後、県政記者クラブ。新役員就任の記者会見。

 
新人事を発表

 

 

その後、姫路市役所。市議会市民クラブ控室でT市議、T2市議と新型コロナウイルス対策、特に学校休業再開問題について意見交換。市教委幹部が控室で休業の方針を説明されるなど慌ただしい雰囲気だった。議会事務局でU次長、T総務課長と四方山話。こちらはいつもの雰囲気だった(笑)。そうそう17年前の春、私がここに来たときと同じ人たちだ…。その後、市長公室。人事異動がかなりあったようで人が結構変わっていた。

 

そうそう、今日は誕生日。「4月6日に46歳でめでたいですね」というメッセージもSNSなどで頂いたが、コロナ渦のさなかの誕生日。記憶にとどめておこう。ちなみに兵庫県議会議員の平均年齢は54.3歳(2019年12月末現在。議会事務局総務課調べ)だそうだ。見た目はともかく、まだ若手だ(苦笑)。