週刊文春で、森友学園問題で公文書の改竄に関わり、その後自殺した近畿財務局職員の手記が実名で、その故人の奥さんの情報提供によって報道された。少し前の段階で知らされていたが、本当に驚いた。

週刊文春は売り切れ状態という。刑事事件としては関係者は起訴されていない。逆に栄転している人ばかりということだ。昨今、特定の検察官の定年延長、即ち、人事介入の話もオープンになってきただけに…。

遺族による事実を明らかにするための民事訴訟が代理人弁護士による記者会見で明らかにされた。

しかし、なぜ今なのか。刑事事件として捜査中に世に出ていたら歴史が変わっていたかもしれない。

忖度する上司のために改竄を命じられる部下。上司はその後も処遇されたが、部下は命を絶つほど良心の呵責に苛まれた。現代でもこんな話があるのか…。

また、この問題を追い過ぎて記者職をはずされることになり、NHKを辞めた人が昨日の朝にテレビに出ていた。この記者の辞めた経緯は過去に詳しく公開されていたが、正義感はわかるが証拠の点で少しわからないところがあった。この記事やメモが事実ならば、本当に恐ろしい話だ。正義感とか、生き方を考えさせられる案件と言えるだろう。

神戸の県庁。予算特別委員会理事会。委員長報告内容について協議。

その後、来年度の人事に向けた異動の内示が班長(課長補佐)クラスにまで昨日出たそうで、私のところにも離任や異動の挨拶に来られる方がいた。顔を見れば望むものか望まないのかわかるかな。そんなに簡単なものではないだろう。私は数少ないが人事異動に良いイメージはない。

その後、姫路の事務所へ。週明け提出予定という新型コロナウイルス対策の更なる補正予算に対する状況が変わってきたので、議会事務局へ連絡。その後、県対策本部会議の資料などを夜にもらう。

大きく状況が変わってきたと感じるが、さらに何故か大阪府から兵庫県の対応に苦言的な発言があったようでテレビでもこの報道が続く。このあと2日あって経緯がわかった。

この間のメディアでの取り上げられ方は、国難にもかかわらず地域間の対立を煽るような話。そう見られても仕方のない発表の仕方…。しかし、数日前に医療資源の融通などで協力することに合意した関西広域連合とは何なのか。

困ったときはお互い様なんて話は過去の話で、なんとかファーストが世界のスタンダードなんだろうか。すこし違和感があったので在阪メディアの関係者に真意を質す。納得。