早くに出勤。インターまで渋滞。冬辺の県庁。控室でK議事課長らと議運打合せ。その後、議会運営委員会、代表者会議、各会派政調会長会、会派の幹事会。県庁舎等再整備に係る議会棟配置案の会派内協議。議員団総会。

2月定例議会の提出予定議案や予算の説明など断続的に。中播磨県民センターの予算についてもS副局長らから説明があるなど多数あり、逐一メモしていないので書けない。最近よく忘れるし…。

そう言えば、私が昔、国対職員としてお仕えした江田五月参議院議員は凄かった。当時、参議院議員会長だったが、多数の来客や会議があっても翌日には全てブログにアップしておられた。秘書ではなく全てご本人によるもので、メモではなく自らの記憶に基づいて書いておられた(私も登場したことがある)。私も東大に行ったり国立の医学部に行った同級生らを見てきたし、大学や社会に出て色んな人を見てきたつもりだったが、江田先生の記憶力の凄さには驚いた。東大法学部首席卒業、司法試験首席合格、司法修習首席ということを知って、やはりと頷いたことを覚えている。

私がたまに使う「井の中の蛙大海を知らず されど天の高さを知る」の言葉は、国会勤務のときに江田先生をはじめ世の中には多くの優秀な方がいること、自分の位置について相対比較で気づけたと思っているから使っている。国会議員を馬鹿にする人もいるが、そんなのは一部であって全部の話ではない。

原典「井蛙不可以語於海者、拘於虚也。」『荘子』「秋水篇」
 井蛙(せいあ)には以(も)て海を語るべからざるは、 虚(きょ=穴)に拘(こだわ)ればなり。井土の中の蛙に海のことを話ることができないのは、(蛙が)穴にこだわっているからである。後半は後世の付け足しで多説あり)。

そうそう、福田康夫総理大臣の辞任会見の際に記者に向けて発した「私は自分自身を客観的に見ることができるんです。あなたと違うんです。」という言葉もずっと頭に残っている。自分を客観的に見る姿勢や感度、独りよがりにならないこと、忘れてはいけないことだ。『弁(わきま)える』も好きな言葉。大切にしたい。
 

 

昼食は県職員のOさんが勧めてくれたNHKを少し海側に下ったところにあるチャイニーズキッチン ニケでランチ。焼きそばなど。上品な味付け。