総務常任委員会の管内調査2日目。尼崎市にある阪神南県民センターの所管事務調査。


多くの委員の質問があり、私の質問時間はなし。

管内自治体ごとの個人県民税の状況。1人あたりの納税額にかなりの差がある。また、芦屋市の収納率が低いことに驚くが、聞けば高額滞納者がおり、分納となっているため毎年滞納分が低くなり、全体として低くなっているという。現年分に限っては芦屋市は県内一収納率が高いそうだ。こうしたことは聞かないと分からない。

その後、川西市にあるキセラ川西プラザ。川西市立の低炭素型複合施設。中庭を活用した採光や煙突効果や卓越風による夏場の気温低下効果のほか、高断熱壁などを使用している。



川西市の皆さん。K市長に連絡したら行きたいけど特別交付税の要望のため上京しているとのこと。

煙突効果のあるビル中央の中庭。気温の高い空気が上昇して、下に冷たい空気が入ってくるという。夏場の温度を下げるのに効果的。


ホール

その後、宝塚市にある阪神シニアカレッジ。高齢者大学・地域活動支援センター。


ここでは下表のような56歳以上の方向けの生涯教育を行っている。4科別々の場所で授業を行っていたが昨年度から現在地に集約。募集定員以上の申込みがあるようになったという。私からは生徒負担額で総コストの何割程度を負担しているか質問。





本校には27の正式なクラブ活動があるそうです。

その後、宝塚市にある阪神北県民局。所管事務調査。


これは研修等ではなく議会の調査であり、公務だ。定められたことはきっちりやろう。

私からは、阪神北・阪神南の県民局統合問題について直接県民から県民局に意見等が寄せられたか確認。なし(寂しいが予想通り)。県民交流バスの活用状況についても確認。日帰りが9割だが、宿泊の場合、最も多いのは但馬地方という。

次いで伊丹県税事務所の所管事務について。自動車税の身体障害者減免等の調査により879万円の追加税収があった点について質問。身体障害者等が死亡などの原因でいなくなっているにも関わらずそのまま減免を受ける事例(不注意による継続も含む)があり、住基ネットでチェックをかけ、減免を取り消して課税した総額とのこと。管内だけで数百件にも及ぶかなりの額だ。

性善説にたてば不注意だが、減免から外れることを知りながら減免を受け続けることは間違っている。過去に身体障害者の駐車禁止除外の証票をコピーして不正に使っていた話もあった。話は違うが、税の公平性は施策の基本。減免の調査を徹底すべきだ。

また銀行口座の資産でなく暗号資産(ビットコイン)の差押えが出来た理由についても質問。納得。

その後、神戸の県庁。議会関係者と議会懇談会。某部行きつけの店とか。議会シナリオについての意見交換など(笑)。よく考えたら凄い面々だ。