神戸の県庁。総務常任委員会の閉会中調査。男女家庭課、青少年課、芸術文化課の所管事務調査。所管の3課長のほか、女性青少年局長、女性生活部長の計5名が答弁に立ったが、なんとうち4人が女性。本県は、来年度に本庁課長級(8級)以上の女性管理職の締める割合を15%と目標として掲げているが、過日の総務常任委員会姫路開催のときと同じように女性幹部の活躍が目立った。

私からまず質問したのは、若い女性職員が管理職に魅力を感じていないという現状(下記リンクアンケート参照)、同じ世代の男性との比較についても。研修で管理職の魅力を伝えるという答弁もあったが、現場の管理職が目標になるような存在であればこんな低い状況にならないだろうであること、最後は女性管理職が活躍していけば後輩もそれに続きたくなるはずということで最後は現在のトップランナーM部長にも答弁してもらった。また、管理職手当の削減という負の管理職インセンティブについても判断する時期だと言わなければならないだろう。

青少年課では、40代、50代にも拡がっている引きこもりの就労支援、NPO法人の活用で成果をあげている状況、芸術文化課では横尾忠則現代美術館の現状等について質問。質問の意図を理解し問わず語りの答弁もあったのは久々。面白い。

「責任重いだけ」若手女性職員、38%出世望まず 兵庫県

当日は議会インターネット生中継もあり、後刻、見たという連絡もあった。流暢な答弁の人がいたとか。私については『少し顔がむくんでるような…いや、太ったか!(笑)』とか。質問の中身ではなくそっちか…。両方当たりだ(泣)。

その後、各会派政務調査会長会。兵庫県商工会連合会のK専務理事、K事務局長に来てもらい、自民党から提案のあった中小企業振興条例の改正(災害時の復旧支援)について参考人質疑。

私からは農業分野の災害対策については農業共済制度があることなどをあげ、行政の支援が災害に特化したかたちで追加で必要となる理由等について質問。通常時でも事業継承自体が難しくなっている現状から、大規模災害で被災した場合に全てを自己責任で復旧を考えるより、僅かであっても行政の支援を受けられる制度を設けることで復活へのインセンティブとなることが挙げられた。

概ね全会派の賛同が得られる形となったが、パブリックコメントの必要性についてだけは苦言を呈しておいた。そもそも住民の代表である議員提案の改正案であること、改正案の内容が数行の内容で軽微であること、具体的な措置は条文には規定されていないこと。以上。とはいえ座長には従う。

その後、陳情対応、依頼案件に対応。その後、姫路へ戻る。その後、電車を乗り継ぎ飾磨。団体の研修会で県政報告20分など。その後、上機嫌で最後に失敗。メインの財布を忘れてしていた…。大人として恥ずかしい…。

遅い昼食は元町駅近くの日精そばで大ざる卵。