神戸の県庁。新議会世話人会。委員長、副委員長等の会派への配分について協議決定。ドント方式ではなく、比例配分の上「以和爲貴」で各会派が協議することで最終合意。先例、先例といいつつ初めて交渉当事者となるので先例の内容を誰も知らないという役員交替単年度主義の負の側面が出ていた。知らない人だけで議論していると知っている人のシナリオだけで物事が進んでいく。そこに民意があるのかということだ。鳥取県の片山元知事が議会を学芸会にしてはいけないと言っていた。楽なシナリオだけで定時運行駄目だ。

いずれにしろ、一年だけでは何事も初めてで終わる。この状況で、行政と議会は「車の両輪」などという科白は空虚なままだ。実力者が議会を代表してことに当たらないと話にならない。国会の議長が毎年変わるのか。

議会への応召や登庁の際に署名をするという旧い制度も廃止で合意。登庁時に署名を忘れてもあとで適当に時間などを書いていた。形式主義の極みだ。

その後、代表者会議に出席のU幹事長と打合せ。書類送検された自民党県議に直接出席して説明するよう求めたとのことだが、断られたらしい。記者会見等もしておらず姿自体がメディアに登場したこともない。時間だけが過ぎていく。

丸山穂高衆議院議員の北方領土の旧島民訪問団団長に対する島を取り戻すための戦争発言について、辞職勧告やけん責決議の提案が報道されている。一方の丸山代議士はTwitterで辞職勧告の動きに強く反発し、ロシアに謝罪したり、決議に賛成の動きをみせている維新に反撃すると宣言している。本音では発言の反省もしていないのだろう。異様だ。

橋下元維新代表はTwitterで「丸山穂高氏は上西小百合氏と全く同タイプ。このような国会議員を誕生させたのは僕の責任」と発信していたが、まさにその通りだが何の責任もとっていない。

候補者として国会議員に相応しいかという政党の擁立時におけるチェック機能が全く機能していない。これが当初からずっと続いているし、全く改善の兆しもない。

一方、地方議会の札幌市議会では選挙後最初の議会の際に党派等に関係なく最年長の議員が仮議長となる地方自治法の制度を悪用して、最年長の無所属議員が臨時議長として、突然、立候補制を導入すると宣言し、自ら名乗りをあげた。

議場での他の議員からの異議ありという動議も無視。8時間議長席に居座ったという。誰がこうした奇人に投票したのか。政令指定都市でこれ。成り手不足に低投票率による一部支持者だけの支援での勝利が異常化に拍車をかけている。

昔の国会ではこんな人はいなかった。地方議会もこんな話ばかり。ため息しか出ない。

夜、香寺町。生活環境についての相談に対応。

昼食は、県庁西の丸高そばで中華そば、半チャーハン。