神戸の県庁。文教常任委員会。付託議案審査。民間に準拠する形での人事委員会勧告に基づく期末勤勉手当の若干増、姫路市立灘中学校元教員の県教委懲戒処分に対する提訴にかかる大阪高裁での一部敗訴にかかる最高裁への上告、兵庫県立大学の中期目標にかかる議決案件。

私からは2点について質問。上告については統計的には高裁の判決を最高裁が覆す比率は極めて低い。確定した裁判の結果を覆すことは法治国家では出来ない。訟務の重要性等について指摘。また、県立大学の国際商経学部グローバルビジネスコースについて東南アジアとの関係をどうとらまえ、県にとってどんなメリットがあるか等について確認。大学運営については多額の県の一般財源即ち県税を投入していることから他の大学との差別化、特徴がなければならない。

その後、請願審査。会派決定に基づき私から態度表明。

散会後、神戸商大OBのTさんが控室に来訪。U県議と共に対応。兵庫県立大学を合併前の旧校名に戻すべきとの話。メリットとして旧校名の方が就職に有利という。このことについては神戸商大OBのI県議らが10年ほど前に本会議で言及していた。私も姫路工業大学の関係者からこの話はよく聞いた。ただ合併10年以上が経過した今、この現段階では、個人的な話では駄目でまず同窓会組織で正式に決定するなどオーソライズしないと議論の俎上にすらあがらないと返答。首都大学東京が昔の東京都立大に戻るのとはのとは訳が違う。ただし管理部門の統合メリット以外はデメリットの方が多かったのは事実だろう。旧校名の方が名前が通ることは間違いない。

同僚議員から報告。請願の委員会採決で複数会派の議員が間違えたとの話…。信念を以て会派の決定に従わないなら理解する。単なる凡ミスや居眠りによるものは恥ずべきだ。

その後、団体の要請行動に対応など。

昼食はバーンタイ県庁前店。個性的な店長さんだった。